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【ブログ更新】 📝
【実は他人事ではない?】住宅トラブルの実態データと、危険な兆候の見分け方

2026.08.31

「うちの工事、大丈夫かな」
そんな不安、実はみんな一度は感じています。
新築住宅の相談のうち、約7割で不具合が見つかっている。
これ、公的機関の統計に出ている数字なんです。

ひび割れ、雨漏り、性能不足。
聞くとドキッとしますよね。

でも大丈夫。
傾向を知っておけば、防げることがたくさんあります。
トラブルになりやすい会社や担当者のサインを、代表・武下が現場目線でまとめました。


危険なサインの見分け方、ブログで詳しく紹介しています。
👉「実は他人事ではない?住宅トラブルの実態データから見えてきた、危険な兆候の見分け方」

【実は他人事ではない?】住宅トラブルの実態データから見えてきた、危険な兆候の見分け方。背景には、木製家具のあるリビングでスマートフォンを操作する人物とwoodplusのロゴ。

【実は他人事ではない?】 住宅トラブルの実態データから見えてきた、危険な兆候の見分け方

2026.08.31

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

家づくりを進めていると、「トラブルが多い会社もあると聞くけれど、うちは大丈夫だろうか」「大手であれば、やはり安心なのだろうか」といった不安が、ふと頭をよぎることがあるかもしれません。楽しみなはずの家づくりが、こうした心配ごとで少し重たく感じられてしまうのは、もったいないことだと感じています。実は住宅業界には、毎年一定数の相談やトラブルが公的機関に寄せられているのが実情です。

この記事では、公的な統計データをもとに、実際にどのようなトラブルが多いのか、そしてクレームにつながりやすい住宅会社や担当者にはどのような傾向があるのかを、これまで多くのお客様と接してきた実感も交えながらお伝えします。数字や事例を知ることは、不安を大きくするためではなく、むしろ安心して一歩を踏み出すための備えになるはずです。
家づくりを不安なものとしてではなく、ご夫婦で楽しみながら進めていただくための判断材料として、ぜひ最後までご覧ください。

白い塗り壁と金属屋根が調和する、和モダンな住宅の外観。木目の玄関ドアや石畳のアプローチ、豊かな植栽が自然な温もりを演出しています。




住宅づくりで実際に多いトラブルとは?公的データから見る実態


家づくりにおけるトラブルや相談は、決して他人事ではありません。
国土交通大臣の指定を受けた公的な相談窓口である「住まいるダイヤル」(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)には、2024年度だけで30,812件の新規相談が寄せられており、そのうち新築住宅に関する相談は11,682件にのぼります。

この新築相談11,682件のうち、契約や仕様に関する相談を含む「トラブルに関する相談」は9,072件で、全体のおよそ8割を占めます。さらにこのうち、賃貸借契約や近隣とのやり取りなど住宅そのもの以外のトラブルを除いた「住宅のトラブルに関する相談」は98.7%にのぼり、その中でひび割れや雨漏りといった不具合が実際に確認された相談は74.6%を占めるとされています。
新築相談全体で見ると、およそ6割弱で何らかの不具合が確認されている計算になります。数字だけを見ると驚かれるかもしれませんが、これは「家づくりでは何かしらの確認・調整が発生することが珍しくない」という業界全体の実情を表していると捉えることができます。

不具合の内容として特に多く報告されているものを、新築住宅(戸建)のケースで見てみましょう。


  • ・ひび割れ 約19%
  • ・雨漏り 約16%
  • ・性能不足 約16%
  • ・変形(建具・床など) 約12%
  • ・汚れ 約11%
  • ・はがれ 約11%


※出典:住宅相談統計年報2025(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)をもとに作成。件数や割合は集計時点のものであり、個別の物件やケースによって状況は異なります。

足場が組まれた建築現場で、木質パネルの施工箇所にメジャーを当てて正確に寸法を確認している現場担当者。

また、苦情の相手方としては「新築時の施工業者」が約64%と最も多く、不具合が発生する時期は築3年未満に集中する傾向があるとされています。つまり、引き渡し後の比較的早い段階で、何らかの確認や補修が必要になるケースが一定数あるということです。

相談内容の中身を見ると、「修補してほしい」という希望が最も多くを占めています。多くは補修や調整といった形で解決が図られているとされており、ちょっとした違和感をどれだけ早く共有できる関係性があるかが、その後の安心感を大きく左右すると感じています。

こうしたデータは、特定の会社の良し悪しを示すものではありません。ただ、「家づくりにはトラブルの可能性がゼロではない」という前提を持っておくことは、これから検討を始めるご夫婦にとって、決して不安をあおるものではなく、むしろ安心して進めるための土台になると考えています。
実際、woodplusにご相談くださるお客様の中にも、「以前検討していた会社では、疑問点をなかなか解消できず不安になった」というお声をいただくことがあります。数字上の傾向と、現場での実感には重なる部分が多いと感じています。

ガルバリウム鋼板仕上げのスタイリッシュな金属屋根と、シンプルで美しい白い外壁が組み合わされたモダンな住宅の外観。




クレームにつながりやすい住宅会社に、共通する傾向はあるのか


woodplusがこれまで多くのお客様とお話ししてきた中で感じるのは、「会社の規模の大小だけで、トラブルの起きやすさは判断できない」ということです。大手だから絶対に安心、地域の工務店だから不安、ということではなく、規模に関わらず注意しておきたいポイントがあると考えています。

これはあくまでwoodplusとしての視点であり、特定の会社を指すものではありませんが、お客様からお聞きする内容や業界の一般的な傾向として、以下のような点が共通しやすいと感じています。


  • ・標準仕様とオプションの境界があいまいなまま話が進む
  • ・工事中の検査体制(自社検査のみか、第三者機関が関わるか)が明確に説明されない
  • ・打ち合わせ内容が書面やメールなど記録に残る形で共有されない
  • ・契約前と契約後で、説明の内容やニュアンスが変わることがある
  • ・担当者が頻繁に代わり、要望の引き継ぎが十分でない


木目のデスク上で、「標準仕様」と「オプション」の付箋が貼られた住宅の御見積書にマーカーを引きながら確認する手元。

これらはいずれか一つが当てはまるからといって、必ずしもトラブルにつながるとは限りません。ただ、複数の項目が重なっている場合は、契約前に一度立ち止まって確認していただくことをおすすめしています。

こうした傾向は、決して「会社の努力不足」だけが原因ではないと感じています。
担当者一人あたりが抱える案件数が多く、丁寧な説明に十分な時間を割けない、という構造的な事情が背景にある場合も少なくありません。だからこそ私たちは、「なぜそうなっているのか」を批判的に捉えるより、「自分たちが検討している会社では、どうなっているか」を確認する視点を持っていただくことをおすすめしています。

woodplusでは、施工中の重要な工程について、自社基準で全工程の検査を行っています。さらに、最大6回の第三者検査も実施し、検査結果は写真付きの報告書として記録・保管しています。これは「品質を感覚ではなく仕組みで示す」という考え方によるもので、だからこそ、こうした体制の有無を確認することも、会社選びの一つの判断材料になり得ると考えています。
また、完成後には見えなくなる部分ほど重要だと考え、基礎配筋や構造体、防水下地といった工程を中心に、記録を長期保管する体制を整えています。そのため、将来的な点検やメンテナンスの際にも、判断の根拠として役立つものになっています。

木造住宅の建築現場で、柱や筋交いなどの構造躯体と接合部の金物を確認し、チェックリストとタブレットを用いて入念に構造検査を行う現場担当者。




「この担当者は少し注意したい」と感じるサイン(代表・武下の視点)


家づくりの満足度は、会社そのものだけでなく、担当してくれる「人」によっても大きく左右されます。これは特定の誰かを批判する意図ではなく、これまで多くのお客様からお聞きした声や、大工としての現場経験をもとに、代表である私自身が感じてきたことを、率直にお伝えするものです。
たとえば、次のような場面に心当たりがある場合は、少し立ち止まって確認してみることをおすすめします。


  • ・質問への回答があいまいなまま次の話に進む→後日改めて書面やメールで確認できるか
  • ・メリットの説明が多く、デメリットや注意点の説明が少ない→「向いていないケース」も聞いてみる
  • ・契約や決断を急がされているように感じる→一度持ち帰って検討する時間をもらえるか
  • ・見積りの内訳や標準仕様の範囲が説明されない→何が標準で何がオプションかを明文化してもらう


こうしたサインは、担当者の方の意図的なものというより、経験不足や社内体制の余裕のなさから生じているケースも少なくないと感じています。「この人はダメだ」と決めつけるというより、「気になる点は遠慮せず質問してみる」という姿勢を持っていただくことが、結果的にお互いにとって良い家づくりにつながると考えています。

自然光が差し込む明るい打ち合わせスペースで、住宅カタログを見ながら担当者の説明を聞き、熱心にメモを取る夫婦。

これまでお客様からお聞きした話の中には、「担当者が変わるたびに、以前伝えた要望が引き継がれておらず、何度も同じ説明を繰り返した」というお声もありました。こうした行き違いは、担当者個人の資質というより、社内の情報共有の仕組みが十分でないことが背景にある場合が多いと感じています。「打ち合わせ内容がどのように記録・共有されているか」を、契約前に一度確認してみるのも良い方法です。

woodplusでは、打ち合わせ回数を無制限にし、LINEや電話でも気軽にご相談いただける体制を整えています。これは「疑問をその場で解消できる関係性」こそが、後悔のない家づくりの土台になると考えているためです。あわせて、専任担当制を採用し、設計から現場、アフターサポートまで一貫して同じ担当者が関わることで、要望の行き違いを防ぐ工夫もしています。

木の家具と観葉植物が配置されたナチュラルなリビングで、くつろぎながらスマートフォンのメッセージ画面を操作する人物。




家づくりを安心して愉しむために、今からできること


ここまで、トラブルの実態や注意したいサインについてお伝えしてきましたが、最もお伝えしたいのは「家づくりは、本来とても楽しいものだ」ということです。不安な情報を知っておくことは、家づくりを恐れるためではなく、安心して愉しむための備えだと私たちは考えています。

実際、多くのトラブルは「知らなかったこと」がきっかけで発生しています。標準仕様の範囲を知らなかった、保証の内容を確認していなかった、契約書の意味を十分に理解しないまま進めてしまった、といったケースです。こうした「知らないままの失敗」は、事前に基礎知識を持つことで、かなりの部分を防げると考えています。

そのために有効なのが、住宅会社が主催する「家づくり勉強会」のような場です。予算の考え方、土地選びの基準、性能や品質の基本的な知識を、営業目的ではなくフラットな立場で学べる機会は、これから検討を始めるご夫婦にとって心強い判断材料になります。
woodplusでも、こうした基礎知識をわかりやすくお伝えする勉強会を定期的に開催しています。

木目のテーブルに予算計画や土地選びに関する家づくりの資料を複数広げ、要点をノートに書き留めている手元。

完成見学会や構造見学会のように、実際の建物を見ながら学べる機会も、判断材料を増やすうえで有効です。図面やカタログだけでは伝わりにくい断熱性能や動線、収納量などを、実寸で確認できることは、生活イメージを具体化するうえで大きな助けになります。資金計画についても早い段階で全体像を整理しておくと、見積り金額に一喜一憂せず、落ち着いて比較検討を進めやすくなります。

板張りの天井や木目の背面収納が温もりを演出するLDK。大きな掃き出し窓のそばで、担当者の説明を聞きながら見学する夫婦。

家づくりは、一生に一度という方がほとんどです。だからこそ、不安を抱えたまま進めるのではなく、正しい知識を味方につけて、ご夫婦で楽しみながら進めていただきたいと願っています。

柔らかな陽射しが差し込むナチュラルテイストのリビングで、木製家具に囲まれながらソファに座って笑顔で会話を楽しむ夫婦。




この記事のまとめ


住宅業界には一定数のトラブルや相談が公的機関に寄せられており、家づくりは「何も起こらない前提」で進めるより、「起こり得ることを知ったうえで備える」方が、結果的に安心につながります。


  • ・新築の「住宅のトラブルに関する相談」の約7割で実際に不具合が確認されており、トラブルは決して珍しいことではない
  • ・会社の規模だけでなく、検査体制や情報開示の姿勢を確認することが大切
  • ・担当者とのやり取りで気になる点は、遠慮せず質問・確認する姿勢を持つ
  • ・「知らないままの失敗」を防ぐには、契約前の基礎知識が役立つ
  • ・家づくりは不安なものではなく、正しい知識を味方にすれば十分に楽しめるもの


もし今、住宅会社選びや担当者とのやり取りで気になることがあれば、一人で抱え込まず、まずは基礎知識を整理するところから始めてみてください。woodplusの家づくり勉強会では、こうした不安や疑問を、押し売りなく丁寧に整理するお手伝いをしています。お気軽にご相談ください。

※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元



※本記事は確認時点(2026年8月10日)で公表されている最新の統計(住宅相談統計年報2025)をもとに作成しています。相談件数や統計の内容は次年度以降の集計・公表により更新される場合がありますので、最新の情報は上記リンク先でご確認ください。



よくある質問<FAQ>


Q1. 大手ハウスメーカーであれば、トラブルは少ないのでしょうか?


A. 会社の規模とトラブルの起きやすさは、必ずしも比例するものではないとされています。大手・地域工務店にかかわらず、検査体制や情報開示の丁寧さなど、会社ごとの姿勢を確認していただくことが、安心につながる近道だと考えています。

Q2. 契約前に、どんなことを確認しておけば良いですか?


A. 標準仕様とオプションの境界、工事中の検査体制、保証やアフターサポートの内容は、特に確認しておきたいポイントです。少しでも分からない点があれば、その場で質問し、可能であれば書面でも残しておくと安心です。

Q3. 担当者と少し話しづらさを感じています。変更をお願いしても良いのでしょうか?


A. 家づくりは長期間にわたるやり取りが続くため、担当者との相性はとても大切です。多くの会社では相談窓口や変更の仕組みが用意されていますので、まずは率直に、感じていることを伝えてみることをおすすめします。

Q4. トラブルの多くは、どのタイミングで発生しやすいのでしょうか?


A. 公的データでは、引き渡し後、比較的早い時期に不具合が確認されるケースが多い傾向が見られます。だからこそ、引き渡し後の定期点検や保証の内容を、契約前にしっかり確認しておくことが安心につながります。

Q5. 家づくり勉強会では、具体的にどんなことが学べますか?


A. 予算の立て方、土地選びの基準、性能や品質の基本的な考え方など、家づくりの土台となる知識を、営業色を抑えてお伝えしています。「何を質問すれば良いか分からない」という段階の方にも、安心してご参加いただけます。



woodplusの施工エリアについて


woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市などを主な施工エリアとしてご相談を承っています。事務所から車で1時間圏内を目安としておりますので、エリア外であっても対応できる場合があります。
施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


家づくりに関する疑問や不安は、どんな小さなことでも構いません。
「まだ検討を始めたばかりで、何から聞けば良いか分からない」という段階でも大丈夫です。
woodplusでは、家づくり勉強会や個別相談、オンライン相談など、皆さまの状況に合わせてご相談いただける場をご用意しています。まずは情報収集からでも構いませんので、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。



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【ブログ更新】 📝
削る順番が9割。予算オーバーで後悔しないコストダウンの優先順位

2026.08.27

見積もりが想定より高くなった。
家づくりでは、よくある話です。

キッチンをもう少し良くしたい、収納も増やしたい。
気づけば予算オーバー、というご相談を数多くいただきます。
でも、闇雲に削るのは危険です。

削る場所と順番を間違えると、住み始めてから後悔が残ります。
建物の形状、動線、収納の工夫。
削っても満足度を落とさない方法があります。
「後から追加できるもの」と「今決めておくべきもの」の見分け方も紹介しています。


納得のいく予算配分にするためのヒント、続きはブログでご紹介しています。
👉ブログを読む

「【削る順番が9割!】予算オーバーで後悔しない、コストダウンの優先順位とは?」という文字と、間取り図を見ながら家づくりの打ち合わせをする男女。

【削る順番が9割!】
予算オーバーで後悔しない、コストダウンの優先順位とは?

2026.08.27

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

家づくりのご相談の中で、「見積もりが想定より高くなってしまった」というお悩みは、実はとても多くいただくご相談のひとつです。
家づくりを進めていく中で、当初の想定より見積もりが膨らんでしまうことは、決して珍しいことではありません。打ち合わせを重ねるうちに、キッチンの仕様を少し良くしたい、収納をもう少し増やしたいといった希望が積み重なり、気づけば予算を超えていた、というお話もよく耳にします。「どこを削ればいいのか分からない」「妥協したことで後から後悔しないか不安」というお声を、私たちはこれまで数多くお聞きしてきました。せっかくの家づくりだからこそ、納得できる形で進めたいというお気持ちは、どのご家族にも共通しているように感じます。

本記事では、予算オーバーが判明したときに検討したいコストダウンの優先順位の考え方や、部屋を小さくしても満足度を保つための設計の工夫、後から追加しやすい設備と最初に決めておきたい設備の整理まで、具体例を交えてわかりやすくご紹介します。

木目の下がり天井と間接照明が温かみを演出する、アクセントウォールのあるリビングダイニング。




予算オーバー時、まず何から見直す?コストダウンの優先順位の基本


予算オーバーが分かったとき、多くの方がまず思いつくのが「部屋を小さくする」という方法です。
結論からお伝えすると、床面積を減らすことは、建築費用を抑えるうえで最も分かりやすく効果の出やすい方法のひとつです。住宅の建築費は、延床面積が増えるほど総額も大きくなる傾向があるため、面積を数畳減らすだけでも、総額への影響は決して小さくありません。

ただし、キッチンや浴室、玄関まわりなど、面積に関わらず一定の費用がかかる部分もあり、単純な比例関係ではない点には注意が必要です。だからこそ、打ち合わせの現場でも「まず部屋を小さくしましょう」という発想が最初に出てくることが多いのです。

そして、ここで注意していただきたいことがあります。
それは、「とにかく部屋を小さくすればよい」という単純な話ではないということです。何も考えずに面積だけを削ってしまうと、「思っていたより窮屈に感じる」「家具が置きにくい」「収納が足りない」といった、住み始めてからのがっかり感につながることがあります。せっかく予算を調整しても、暮らしにくさが残ってしまっては、本末転倒になりかねません。

大切なのは、削る順序と削り方です。
私たちが日々のご相談で大切にしているのは、「どこを削れば暮らしへの影響が小さいか」を、ご家族の使い方に合わせて一緒に整理していくことです。
例えば、来客の頻度が少ないご家庭であれば、応接的なスペースを見直す余地があるかもしれませんし、在宅ワークの時間が長いご家庭であれば、その部屋の広さは優先的に確保したいところです。
逆に、子ども部屋のように将来的に用途が変わる部屋は、最初から広く作りすぎず、成長に合わせて可変できる設計にすることで、面積と満足度のバランスを取りやすくなります。

また、予算オーバーの原因は面積だけとは限りません。打ち合わせを重ねるうちに、キッチンの仕様やお風呂のグレード、外構工事など、細かな希望が少しずつ積み重なっていくケースも多く見られます。ひとつひとつは小さな金額でも、積み重なると総額に大きく影響することがあるため、「何にいくらかかっているか」を早めに可視化しておくことが、冷静な判断につながります。

特に見落とされやすいのが、地盤改良費や外構工事、諸費用といった、建物本体以外にかかる費用です。これらは土地の条件によって金額が変わるため、当初の見積もりに含まれていなかったり、想定より高くなったりすることがあります。予算配分を考える際は、建物本体の仕様だけでなく、こうした付帯費用まで含めた総額で検討することが、後からの「こんなはずでは」を防ぐポイントになります。

実際にご相談いただいた事例では、部屋数を多めに希望されていたご夫婦が、予算の都合で間取りを見直すことになりました。当初は「部屋が減るなんて、狭くならないか心配」と不安そうにされていましたが、廊下を短くして家事動線をコンパクトにまとめ、独立した部屋の代わりにLDKの一角にスタディスペースを設ける形にご提案したところ、「思っていたより窮屈さを感じない」「むしろ家族の気配を感じられて良かった」というお声をいただきました。
面積を削ることそのものより、削った分をどう設計で補うかが、住み始めてからの満足度を左右すると、私たちは日々の現場で感じています。

リビングの一角に設けられた、木の風合いを活かした造作カウンターとオープン棚のあるスタディスペース。




部屋を小さくしても「がっかりしない」ための設計の工夫


部屋を小さくしても、設計の工夫次第で体感の満足度への影響を小さく抑えられる場合があります。ここでは、私たちが実務でよくご提案している工夫をいくつかご紹介します。

まず取り組みやすいのが、建物の形状をシンプルに整えることです。凹凸の多い建物は、外壁の面積が増えたり、屋根や基礎の形状が複雑になったりすることで、施工の手間が増え、コストが上がりやすい傾向があります。総二階に近い、四角形に近い建物形状にすることで、見た目の印象を大きく変えずにコストを抑えられる場合があります。凹凸を減らした分、外壁の素材やアクセントカラーで表情をつける、といった工夫を組み合わせると、シンプルさと個性を両立させることもできます。

落ち着いた色合いの塗り壁調の外壁に、木目の玄関ドアとフェンスがアクセントになったシンプルな住宅の外観。

次に、廊下や動線の見直しも効果的です。
廊下は「通るためだけの空間」になりがちですが、面積としては意外と大きな割合を占めます。玄関からLDK、洗面へと続く動線を短くまとめることで、床面積を抑えながら、むしろ家事のしやすさが向上することもあります。
私たちがご提案する「時短動線プラン」のように、キッチン・洗面・浴室・ランドリールームを一つのゾーンに近づける設計は、面積を抑えつつ暮らしやすさを高める、コストダウンと満足度向上を両立しやすい工夫のひとつです。

洗濯機の上部に造作のオープン棚とハンガーパイプを設けた、家事動線に優れた洗面脱衣室。

収納についても、考え方を工夫することで満足度を保ちやすくなります。
例えば、3畳の大きな納戸をひとつ設けるより、各部屋に必要な分だけの収納を分散して配置するほうが、結果的に使いやすく、無駄なスペースが生まれにくいという声もよくいただきます。収納は「大きさ」よりも「使う場所に、使う分だけある」ことが満足度につながりやすいポイントです。
天井高を抑える、造作家具でデッドスペースを収納に変えるといった工夫も、面積を増やさずに使い勝手を高める方法として有効です。

木目調の引き戸を備え、上部の可動棚とハンガーパイプで衣服を効率的に収納できるクローゼット。

もうひとつ見落とされがちなのが、窓の数や種類の見直しです。
窓は開口部が増えるほど費用がかかりやすく、また断熱性能にも影響します。すべての窓にこだわるのではなく、採光や通風のために本当に必要な窓を絞り込み、その分の予算を性能や仕上げに回す、という考え方も、コストと快適性のバランスを取るうえで有効です。

大きな掃き出し窓から明るい日差しが差し込み、庭の緑を楽しめるナチュラルテイストのリビング。

バルコニーや軒の出についても、見直しの余地があるケースがあります。
バルコニーは面積が広いほど防水工事の範囲が広がり、メンテナンス費用にも影響します。洗濯物を干す用途が中心であれば、必要最小限の広さに抑えつつ、室内干しスペースを充実させるという選択肢もあります。
軒の出についても、外壁の劣化を抑える役割がある一方で、コストとのバランスを見ながら検討する部分です。

白い外壁にダークカラーの縦格子手すりが映えるバルコニー。軒天には木目調の素材があしらわれています。

一方で、削ってはいけない部分もあります。
例えば、耐震性能や断熱性能、気密性能といった、住まいの安全性や快適性の根幹に関わる部分は、後から変更することが難しく、また暮らし始めてからの満足度や光熱費にも大きく影響します。こうした部分は、面積や仕様の調整とは切り離して考えることをおすすめしています。

※性能の感じ方には個人差があり、条件によって効果も異なりますので、事前にしっかりご確認いただくことが大切です。

建築中の住宅の壁面に、気密性と断熱性を高める発泡ウレタンフォームが隙間なく施工された様子。




「後から付けられるもの」「最初に決めておきたいもの」の整理


コストダウンを検討する際には、「後からでも追加しやすいもの」と「最初に決めておいたほうがよいもの」を分けて考えることが、後悔を防ぐポイントになります。後から追加できるものまで最初から予算に組み込んでしまうと、限られた予算を圧迫してしまうことがあるためです。
逆に、最初に決めておくべきものを先送りにしてしまうと、後から変更するために大掛かりな工事が必要になり、結果的に費用がふくらんでしまうこともあります。

一般的な傾向として、家具やインテリア、一部の照明器具、カーテン、庭の植栽などは、住み始めてから暮らしに合わせて少しずつ揃えていくことも可能です。一方で、断熱・気密・耐震性能、コンセントや配線・配管の位置、窓の大きさや位置、太陽光発電の下地などは、後から変更しようとすると、壁や床を壊す必要が出てきたり、費用が大幅に増えたりする場合があります。
下記に、一般的な目安として整理をまとめました。ご家庭の状況やご希望によって最適な判断は異なりますので、迷われた際には一度ご相談いただくと整理がしやすくなります。

無垢材のフローリングと塗り壁仕上げが特徴的な、ナチュラルテイストのリビング。木製サッシの大きな掃き出し窓から明るい光が差し込む、温かみのある空間。


分類後から追加・変更しやすいもの最初に決めておきたいもの
性能断熱性能・気密性能・耐震性能、太陽光パネルの下地
設備配線照明の一部・スマート家電コンセントの数と位置、配管・配線ルート
開口部カーテン・ブラインド窓の大きさ・位置・数
収納可動棚・追加家具造り付け収納の位置・パントリーの配置
外構植栽・ウッドデッキ・物置駐車スペースの配置
内装家具・インテリア雑貨床材・壁材など仕上げ素材の選定

※性能に関する仕様や基準は、今後見直される場合があります。最新の仕様については個別にご確認ください。
※太陽光発電の設置可否や下地仕様は、建物条件やご希望によって異なります。詳細は個別にご相談ください。

表を踏まえたうえで、私たちがよくお伝えしているのは、「迷ったら、後から変更しにくいものを優先する」という考え方です。
カーテンや家具は、住みながら少しずつ理想に近づけていく楽しみもありますが、構造や配線、性能に関わる部分は、完成後に手を入れようとすると想像以上に費用と手間がかかることが多いためです。実際に「配線を先に決めておけばよかった」「窓をもう少し絞ればよかった」というお声をいただくこともあり、こうした後悔は、事前の整理によって防ぎやすい部分でもあります。

具体的な検討の進め方としては、まず「絶対に外せないこと」と「できれば叶えたいこと」を分けて整理し、優先度の高い場所から予算を配分していくことをおすすめしています。私たちの家づくり相談でも、まずご要望を丁寧にお伺いしたうえで、複数のプランを比較できる形でご提案するようにしています。
「わがままかもしれない」と思うようなご要望でも、まずは率直にお聞かせいただくことが、納得できる予算配分への近道だと、私たちは考えています。難しいご要望であっても、どこかに解決の糸口があることが多いものです。

木のテーブルに広げた間取り図や外観パースを見ながら、家づくりの打ち合わせをしている様子。

予算オーバーへの対応で大切なのは、闇雲に削ることではなく、優先順位を整理し、削っても後悔しにくい場所から手をつけることです。部屋の大きさを見直す場合も、建物形状や動線、収納の工夫を組み合わせることで、体感の満足度への影響を小さく抑えやすくなります。
また、後から追加できるものと、最初に決めておきたいものを分けて考えることも、限られた予算を無理なく活かすための大切な視点です。

この記事で押さえておきたいポイントを、あらためて整理します。


  • ・コストダウンは面積を削るだけでなく「削る順序」が満足度を左右する
  • ・建物形状をシンプルにする、動線を短くするなど、設計の工夫で影響を小さくしやすい
  • ・耐震性能や断熱性能など、暮らしの根幹に関わる部分は優先的に確保する
  • ・家具やカーテンなど、後から揃えやすいものは無理に最初から予算化しない
  • ・迷ったときは、ひとりで抱え込まず、早めに相談することで整理がしやすくなる


家づくりは、正解がひとつではないからこそ、迷いや不安がつきものです。
もし今、予算のことで悩んでいらっしゃるなら、まずは今のご希望を整理するところから、一緒に考えていければと思います。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元


本記事は、外部の統計・制度情報の引用は行っておらず、woodplusにおける家づくりのご相談実務・自社一次情報をもとに作成しています(確認時点:2026年8月10日)。
今後、仕様や制度、標準仕様の内容などが変更される場合がありますので、詳細は個別にご確認ください。



よくある質問<FAQ>


Q1. 部屋を小さくすると、本当に窮屈に感じてしまいますか?


A. 感じ方には個人差がありますが、廊下や収納の配置、建物形状などを工夫することで、面積を抑えても窮屈さを感じにくくすることは可能です。私たちも、間取りの提案の中でその点を大切にしています。まずは一度、具体的なプランでイメージを確認していただくと安心です。

Q2. コストダウンできる場所とできない場所は、どうやって判断すればよいですか?


A. 目安としては、後から変更が難しいもの(性能・配線・窓の位置など)は優先的に確保し、後から揃えやすいもの(家具・カーテンなど)は無理に最初から予算化しない、という考え方がひとつの基準になります。ご家庭ごとに事情は異なりますので、迷ったときはご相談いただくと整理しやすくなります。

Q3. 予算オーバーが分かった場合、どのタイミングで相談すればよいですか?


A. 気づいた時点でできるだけ早くご相談いただくのがおすすめです。早い段階であるほど、間取りや仕様の調整の選択肢が広がります。「まだ相談するには早いかも」と感じる段階でも、大丈夫です。

Q4. わがままな要望を伝えても大丈夫でしょうか?


A. もちろんです。むしろ、率直なご要望をお聞かせいただくことが、納得できるプランづくりの第一歩だと考えています。すべてを叶えることが難しい場合でも、優先順位を整理しながら、一緒に落としどころを探っていきます。

Q5. 後から設備を追加する場合、費用はどれくらい変わりますか?


A. 設備の種類や工事の範囲によって差があるため、一概にはお伝えしにくい部分です。ただし、構造や配線に関わるものほど、後から追加する際に工事の範囲が広がりやすく、費用や手間も大きくなる傾向があります。気になる設備がある場合は、最初の打ち合わせ段階で候補として挙げておくと、比較検討がしやすくなります。



woodplus の施工エリアについて


woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市など、事務所から車で1時間圏内のエリアを中心に家づくりのご相談を承っています。施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


「うちの場合、どこから見直せるんだろう」「予算内でどこまで叶えられるか知りたい」など、具体的な状況に応じたご相談は、個別相談やオンライン相談でも承っています。
まずは家づくり勉強会で全体像を掴んでいただくのもおすすめです。気になる点があれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。



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【ブログ更新】 📝
6割超が窓を開けっぱなし。夏の防犯調査でわかった、住まいの死角

2026.08.24

今年も暑い日が続いていますね。

涼しさを求めて、窓を開けたまま過ごすご家庭は多いと思います。
実はその「開けっぱなし」、夏特有の防犯リスクにつながっています。
玄関の鍵は気にしても、窓までは意識が届いていない。

そんな実態が、最新の調査で明らかになりました。
「2階だから」「昼間だから」という油断も要注意です。

侵入窃盗の主な手口や、今日から始められる対策もまとめました。


窓まわりの見落としがちなポイント、続きはブログでご紹介しています。
👉ブログを読む

『【6割超が窓を開放】夏の防犯リスクの実態調査から見える、住まいの死角とは?』と記された、大きな掃き出し窓を開け放った風通しの良いリビング。

【6割超が窓を開放】
夏の防犯リスクの実態調査から見える、住まいの死角とは?

2026.08.24

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

暑さが厳しくなるこの時期、少しでも涼しく過ごそうと、風を通すために窓を開けたまま過ごすご家庭は多いのではないでしょうか。夕方になっても気温が下がりきらない日が続くと、エアコンだけに頼らず、窓からの風で涼をとりたくなるのは自然なことだと思います。

ただ、実はこの「窓の開けっぱなし」が、夏特有の防犯リスクにつながっていることは、意外と知られていません。今回は、パナソニック株式会社の実態調査と警察庁の統計をもとに、夏に見落としがちな防犯の盲点をお伝えします。住宅初心者の方にも分かりやすいよう、通年で取り入れられる対策まで整理しました。これから家づくりを考えるご家族にとって、知っておいて損はない内容です。

白い塗り壁風の外壁と木目調の玄関ドアに、豊かな植栽のアプローチが調和する住宅の外観。




夏は6割超が「窓を開けたまま」。玄関との意識の差に注意


夏場は、電気代の節約や換気を目的に窓を開けて過ごす方が多く、そこに防犯上の死角が生まれやすいというのが結論です。
パナソニック株式会社は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)にお住まいの一戸建て居住者800名を対象に「夏の防犯リスクの実態調査」を実施しました。この調査によると、暑い時期に電気代対策として窓を開けて過ごすことが「かなりある」「たまにある」と答えた人は合わせて65.8%にのぼりました。
特に60代では71.3%に達しており、シニア世代を中心に、猛暑を乗り切るための「窓の開放」が生活の一部になっている様子がうかがえます。地域による差はあるかもしれませんが、電気代や暑さへの対応として窓を開ける機会が増えるという傾向自体は、多くのご家庭に共通するのではないでしょうか。

庭へ繋がる大きな掃き出し窓を開け放ち、無垢材の床に心地よい風が吹き込む開放的なリビング。


一方で、同じ調査では自宅の防犯対策として意識している場所を尋ねたところ、「玄関のドア」への意識は78.1%と非常に高いのに対し、「2階以上の部屋の窓」は44.8%、「ベランダ・バルコニーの掃き出し窓」は42.3%、「キッチンや浴室・トイレなどの小窓」は39.1%と、いずれも半分以下にとどまっています。玄関まわりの施錠にはとても敏感な一方で、風を通すために開け放たれた窓が、意識の外に置かれやすいという実態がここから見えてきます。

この傾向は、私たちが日々お客様と接する中でも感じるところです。「玄関の鍵は防犯性の高いものを選んだけれど、窓のことまでは考えていなかった」というお声を、家づくりのご相談の場でもよく耳にします。夏は特に、風通しの良さと防犯のバランスをどう取るかが、住まいづくりの実務的なテーマになります。

意識している場所割合
玄関のドア78.1%
2階以上の部屋の窓44.8%
掃き出し窓(ベランダ等)42.3%
キッチン・浴室・トイレの小窓39.1%


防犯性に配慮されたダブルロック式の鍵と、シルバーのハンドルを備えた木目調の玄関ドア内側。


換気そのものをやめる必要はありません。網戸のロックを併用する、窓を開ける幅を制限するストッパーを取り入れる、外から室内の生活パターンが読み取りにくいようカーテンやブラインドの使い方を工夫するなど、風を通しながらも死角をつくらない工夫は十分に可能です。
「開けるか、閉めるか」の二択ではなく、「安全に開ける方法」を考えていただくのが、無理のない防犯対策の第一歩になります。

アームストッパーで一定の角度に開いて固定された、白いサッシの縦滑り出し窓。




「2階だから安心」「昼間だから大丈夫」という油断が生まれる理由


高い場所や日中の時間帯であっても、侵入のリスクがなくなるわけではないという点を、まず押さえておく必要があります。
先ほどの調査で、2階以上の窓を開放している人に高所の窓についての意識を聞いたところ、「在宅中であれば安全だと思う」と答えた人が45.5%、「昼間であれば比較的大丈夫だと思う」が34.7%、なかには「高い場所なので不審者に侵入される心配はないと思う」という回答も17.8%見られました。

しかし、実際にはエアコンの室外機や雨どい、物置などが、2階への侵入を試みる際の「足場」として利用されるケースが少なくないとされています。高い場所だからといって、侵入のハードルが下がるわけではないという点は、意外と見落とされがちなポイントです。

白い外壁に黒いサッシの窓がアクセントになった住宅の外観と、下部に設置されたエアコン室外機。


あわせて、警察庁の統計データもご紹介します。
政府広報オンラインが警察庁「住まいる防犯110番」の情報をもとに公表している内容によると、令和6年(2024年)の住宅侵入窃盗は、住宅の形態にかかわらず、鍵の掛かっていない箇所からの侵入が多くを占めているとされています。

また、警察庁「犯罪統計書:令和5年の犯罪」では、住宅への侵入手段のうち「無締り(鍵の閉め忘れ)」が全体の46.5%ともっとも多く、次いで「ガラス破り」が30.5%、ピッキングなどの「施錠開け」は8.4%にとどまるという結果が示されています。年度によって数値の内訳は多少異なりますが、いずれの年も「鍵の掛け忘れ」と「窓ガラスを破っての侵入」が主な手口となっている点は共通しており、一戸建て住宅では窓からの侵入割合が高い傾向にあるともされています。

なお、ピッキングなどの「施錠開け」の割合が低くなっているのは、防犯性能の高い錠が普及してきたことも背景にあるとされています。裏を返せば、鍵そのものの性能を高めるよりも先に、「開けっぱなし」「閉め忘れ」をなくすことのほうが、日々の暮らしの中では取り組みやすい対策だといえそうです。

つまり、「鍵をかけ忘れた窓」と「人目につきにくい窓」の二つが、特に注意すべきポイントということになります。また、警察庁「住まいる防犯110番」では、侵入に時間がかかるほど犯行を諦める傾向にあることも紹介されています。「侵入に時間がかかりそうな家だ」と思わせることができれば、それ自体が有効な防犯対策になるということです。
ここで、夏に見直しておきたいチェックポイントを整理します。


  • ・短時間の外出や在宅中でも、使っていない窓は施錠する習慣をつける
  • ・室外機や物置、フェンスなど、2階への足場になりやすいものの配置を見直す
  • ・死角になりやすい窓(裏手・勝手口・浴室など)には補助錠や防犯フィルムを検討する
  • ・掃き出し窓や小窓など、意識が薄れがちな窓ほど優先的に対策する


キッチンの横に設置された、格子付きの採風勝手口ドアの内観。


補助錠を一つ追加する、窓ガラスに防犯フィルムを貼るといった工夫は、大がかりな工事をしなくても比較的取り入れやすい一般的な防犯対策として知られています。まずはご自宅の窓を一つずつ点検してみることから始めてみてください。



長期不在時の「不安7割」と「対策は戸締まりのみ」というギャップ


夏休みの帰省や旅行など、家を空ける機会が増える時期は、不安を感じるだけで終わらせず、複数の対策を組み合わせることが結論として大切です。

同調査では、長期不在時に空き巣などの防犯面で不安を感じるかという質問に対し、「かなり不安を感じる」「少し不安を感じる」を合わせて70.5%の人が不安を抱いていると回答しています。一方で、実際に行っている対策を聞いたところ、「すべての窓・ドアの戸締まり」が76.5%と圧倒的多数を占め、それ以外の対策の実施率は限定的でした。センサーライトの設置は30.1%、窓への補助錠設置は25.9%、防犯カメラの設置は17.0%、近隣の知人や親戚への声掛けは11.1%にとどまっています。

この数値をみてわかることは、不安は感じているものの、具体的な行動には移せていない方が多いという実情です。戸締まりはもちろん基本ですが、それだけに頼らない備えを、いくつか組み合わせておくことが安心につながります。

旅行鞄を持ち、木目調の玄関ドアを開けて外出または帰宅する男女の後ろ姿。


長期不在時の対策実施率
すべての窓・ドアの戸締まり76.5%
センサーライトの設置30.1%
窓への補助錠設置25.9%
防犯カメラの設置17.0%
近隣への声掛け11.1%


戸締まり以外に取り入れやすい対策としては、以下のようなものが挙げられます。


  • ・照明を自動で点灯・消灯させ、在宅しているように見せる仕組みを利用する
  • ・敷地内への接近を検知して知らせるセンサーライトやカメラを設置する
  • ・新聞や郵便物がたまらないよう、あらかじめ止める手続きをしておく
  • ・近隣の方に一言声をかけておき、様子を気にかけてもらえる関係を保つ


白い外壁に設置されたセンサー付き屋外照明と、木目調の玄関ドアが見える住宅の外観。


近隣とのつながりが薄れつつある地域も増えていますが、ちょっとした声掛けが防犯の面でも意味を持つことがあります。ご夫婦だけで抱え込まず、周囲との関係性も含めて対策を考えていただければと思います。

私たちがこれまでにお聞きした中には、「実家への帰省中に、隣家の方が郵便受けの新聞を毎日取り込んでくださっていた」というお話もありました。こうした関係性は一朝一夕には築けませんが、日頃の挨拶や声掛けの積み重ねが、いざというときの安心につながることもあります。防犯対策というと機器や設備を思い浮かべがちですが、暮らしの中の人とのつながりも、立派な備えのひとつだといえます。



家づくりの段階から考える、窓と間取りの防犯対策


防犯性能は、住み始めてから対策を足すよりも、設計の段階であらかじめ考えておくほうが、無理なく、見た目にも自然に取り入れやすくなります。
woodplusでは、標準サッシとして、YKK APの高性能樹脂窓「APW330」、または三協アルミの「エスティナ」のいずれかを採用しています。窓は夏の涼しさや冬の暖かさを左右する断熱の要であると同時に、防犯上もっとも意識したい部位でもあります。性能の高い窓を選ぶことは、快適性と安心の両方につながる選択といえます。

無垢材の窓枠や腰壁と組み合わされた、気密性の高そうな白いサッシ窓のクローズアップ。


また、間取りの計画段階でも防犯に配慮できる部分があります。
たとえば、道路や隣家からの視線をコントロールしながら光を取り込む設計や、勝手口・浴室の小窓など死角になりやすい位置の配置を工夫することで、侵入されにくい住まいづくりにつなげることができます。私たちが得意とする「光とプライバシーを両立する環境設計プラン」も、こうした考え方をベースにしています。

無垢材の床と塗り壁風の壁に囲まれ、高窓から自然光が差し込むリビングと奥に続く和室。


家づくりの段階で防犯を検討する際に、押さえておきたい視点を整理します。


  • ・窓の性能(防犯性・断熱性)を、価格だけでなく機能面からも比較する
  • ・死角になりやすい窓の位置や数を、設計段階で確認する
  • ・室外機や物置の配置が、2階への足場にならないか事前に検討する
  • ・完成後に後付けする場合の費用感も、あらかじめ確認しておく


すでにお住まいの方は後付けの対策が中心になりますが、これから家を建てる方は、性能・間取り・配置の三つを設計段階で組み合わせられるという利点があります。どちらの場合も、「窓は防犯の要」という視点を持っていただくことが、安心して暮らし続けるための土台になります。

実際のご相談の場でも、「デザイン優先で窓を大きく取りたいけれど、道路からの見え方が気になる」というご夫婦は少なくありません。そうした場合、窓の大きさや位置を変えずに、植栽や外構でさりげなく視線を遮る、あるいは高窓(ハイサイドライト)を組み合わせて採光と目隠しを両立させるなど、間取りの打ち合わせの中で調整できる方法はいくつもあります。
防犯とデザインは、対立するものではなく、設計の工夫次第で両立できる部分が大きいというのが、これまで多くの現場に携わってきた実感です。



この記事のまとめ


夏は換気や節電のために窓を開ける機会が増える一方で、その窓が防犯上の死角になりやすい時期でもあります。玄関の施錠意識は高くても、窓や長期不在時の対策までは手が回っていないというのが、多くのご家庭に共通する実態です。


  • ・夏場は6割以上が窓を開けて過ごしており、玄関に比べて窓への防犯意識は低めになりがちです
  • ・「2階だから」「昼間だから」という油断が、足場を使った侵入リスクを見落とす原因になります
  • ・住宅への侵入は、鍵の掛け忘れやガラス破りが多くを占めるとされています
  • ・長期不在時は7割が不安を感じる一方、対策は戸締まりのみに偏りやすい傾向があります
  • ・家づくりの段階から窓性能や間取りを工夫することで、無理のない防犯対策につなげられます


まずは、ご自宅やこれから建てる住まいの窓を一つずつ思い浮かべ、「ここは死角になっていないか」を確認することから始めてみてください。
小さな見直しの積み重ねが、ご家族の安心につながります。

※本記事は執筆時点(2026年8月中旬)の情報です。統計データや調査結果、制度、商品仕様などは、実施団体や公的機関により変更・更新される場合がありますので、最新の内容は各出典元にてご確認ください。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元


  • • 内閣府政府広報室「空き巣や強盗から命と財産を守る『住まいの防犯対策』」(資料:警察庁「住まいる防犯110番」、令和6年データ)
    https://www.gov-online.go.jp/article/202310/entry-9977.html

  • • 警察庁「住まいる防犯110番」(侵入者プロファイリングhttps://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_e_3.html

  • • パナソニック株式会社 コミュニケーションデザインセンター「夏は6割超が“窓を開けたまま生活”。『2階だから安心』に潜む盲点。長期不在時も『戸締まり頼み』に。猛暑にともなう防犯対策の“盲点と課題”が明らかに【夏の防犯リスクの実態調査】」(PR TIMES、対象:首都圏一戸建て居住者800名)
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001227.000024101.html

  • • HOME ALSOK研究所「最新の統計データから読み解く、侵入窃盗の傾向と防犯対策はコレ!」(出典:警察庁「犯罪統計書:令和5年の犯罪」/警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」)https://www.alsok.co.jp/person/recommend/071/





よくある質問<FAQ>


Q1. 夏だけ窓の防犯対策をすれば十分ですか?


A.夏は窓を開ける機会が増えるため意識していただきたい時期ではありますが、侵入窃盗そのものは季節を問わず発生するとされています。夏をきっかけに、窓の施錠や補助錠の設置など、通年で続けられる習慣に見直していただくと安心につながります。

Q2. マンションでも一戸建てと同じような対策が必要ですか?


A. 住宅の形態によって、狙われやすい場所や手口の傾向は多少異なるとされています。一戸建てでは窓からの侵入が多い傾向にありますが、共同住宅でも玄関の施錠忘れなどが原因になるケースがあります。ご自宅の形態に合わせて、優先度の高い場所から対策を検討していただければと思います。

Q3. 防犯カメラやセンサーライトは、新築時に付けたほうがいいですか?


A. 配線や設置位置を後から変更するのは手間がかかることが多いため、新築のタイミングで検討しておくと、見た目もすっきりと仕上げやすくなります。もちろん、入居後に必要な部分だけ追加していく方法も可能ですので、ご家庭の状況に合わせてご相談ください。

Q4. 窓の防犯性能は、断熱性能と両立できますか?


A. はい、両立は可能です。近年の高性能樹脂窓は、断熱性と一定の防犯性を兼ね備えたものが増えています。窓を選ぶ際は、デザインだけでなく、性能面の比較もあわせて行っていただくことをおすすめします。

Q5. 長期不在にする際、これだけはやっておいたほうがいいことはありますか?


A. 「すべての窓・ドアの施錠」を基本としたうえで、照明を自動で点灯・消灯させる、郵便物がたまらないようにする、近隣の方へひと声かけておく、といった対策を一つでも組み合わせていただくと安心感が高まります。無理のない範囲から、少しずつ取り入れてみてください。



woodplus の施工エリアについて


woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市など、事務所から車で1時間圏内のエリアで家づくりのご相談を承っています。
施工可能エリアの詳細については、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


窓の性能や、防犯に配慮した間取りの工夫は、実際の完成見学会や構造見学会で体感していただくこともできます。「実物を見ながら確認したい」という方はぜひ見学会情報もあわせてご覧ください。
もちろん、まずは個別相談やオンライン相談で気になる点だけお聞かせいただく形でも大丈夫です。ご夫婦のペースに合わせて、じっくりお話しさせていただきます。



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家づくり個別相談会

【ブログ更新】 📝
【耐震だけで安心?】南海トラフ地震に備える、今日からの防災リスト

2026.08.20

熊本地方の地震、ニュースで見て不安になった方も多いと思います。
「次は南海トラフ地震では」と、ふと頭をよぎることはありませんか。

高槻市では、南海トラフ地震で全壊棟数約1,797棟という想定も出ています。
でも、怖がるだけでは何も変わりません。
避難所の確認、水や非常食の備蓄、家具の転倒防止。
実はどれも、今日から一つずつ始められることばかりです。

そして忘れてはいけないのが、住まいそのものの強さ。
耐震性能だけで安心していい理由になるのか、あらためて考えてみました。

👉続きはブログでお読みいただけます!

グレーのタイル床とフロートタイプの白い玄関収納がある土間に置かれた防災リュック。「【耐震だけで安心?】南海トラフ地震に備えて、今日から始めておきたい防災リストについて」というテキスト。

【耐震だけで安心?】
南海トラフ地震に備えて、今日から始めておきたい防災リストについて

2026.08.20

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

日々のご相談の中で、地震への備えについてお話しする機会が増えてきましたので、今日はその内容を整理してお伝えします。
先日発生した熊本地方の地震のニュースをご覧になり、「次は南海トラフ地震ではないか」と不安を感じたご夫婦も多いのではないでしょうか。テレビやスマートフォンでその映像を目にするたびに、他人事とは思えなくなるものです。これから家族の暮らしを築いていく最中だからこそ、漠然とした不安がふと頭をよぎることもあるかもしれません。高槻市周辺でも、南海トラフ地震についてのご質問を最近よくいただくようになりました。

この記事でお伝えするのは3つです。南海トラフ地震について今分かっていること、日頃からできる備え、そして住まいの性能面で押さえておきたいポイント。この3つを整理してお伝えします。読み終えたときに、漠然とした不安がそのまま「今日からできる行動」に変わるきっかけになれば嬉しく思います。

白い外壁と木目調のアクセントウォールが特徴的な、シンプルモダンな2階建て住宅の外観。カーポート付きの駐車スペースを備えています。




南海トラフ地震は「いつ」「どのくらいの確率」で起きるのか


南海トラフ地震がいつ発生するかを、現在の科学で正確に言い当てることはできません。
政府の地震調査委員会は2025年に発生確率の算出方法を見直し、今後30年以内に発生する確率として「60〜90%程度以上」「20〜50%」という2つの値を公表しました。数字が2つあるのは、地震が起きる仕組みをどう見積もるかで計算方法が異なり、そのどちらも切り捨てずに示しているためです。2026年1月時点の最新評価でもこの枠組みは維持されており、いずれの数値で見ても低いとは言えない状況です。

2026年7月28日、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1、最大震度7の地震が発生しました(気象庁命名「令和8年熊本地震」)。
この地震は、内陸の断層がずれて起きたタイプです。南海トラフ地震のように、海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込む境界で起きる海溝型地震とは、仕組みが異なるとされています。とはいえ、「このタイプではないから安心」と言い切れる根拠はどこにもありません。日本で暮らしていく以上、どの地域であっても大きな地震と隣り合わせであることに変わりはないのです。

高槻市が公表している資料によると、南海トラフ地震が発生した場合、マグニチュード9.0から9.1程度の規模が想定されており、市内での建物の全壊棟数は約1,797棟、避難所生活者数は約15,396人にのぼるとされています。
また、高槻市の直下を通る有馬高槻断層帯による地震では、マグニチュード7.3から7.7程度が想定され、全壊棟数は約32,009棟、避難所生活者数は約60,409人と、南海トラフ地震よりも大きな被害が想定されています。海溝型と直下型、それぞれで想定される被害の規模が異なることも、あわせて知っておいていただきたいポイントです。

※これらの確率や被害想定は、あくまで現時点で公表されている評価にもとづくものです。今後の調査や見直しによって数値が更新される場合がありますので、最新情報は気象庁や地震調査研究推進本部、高槻市の公式ページでご確認ください。

なお、南海トラフの想定震源域やその周辺でマグニチュード6.8以上の地震が観測されると、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表される仕組みになっています。これは「地震が起きる」という予告ではなく、「大規模地震が発生する可能性が平常時よりも相対的に高まっている」ことを知らせるものです。この情報が出た際にあわてないためにも、普段からどのような情報が、どんなときに発表されるのかを知っておくことも、備えのひとつと言えます。

無垢材のダイニングテーブルで地図やタブレットを見ながら話し合う夫婦。背景には木の温もりが感じられるナチュラルな対面キッチンが広がっています。




「もしも」に備えて、今日から始められる具体的な準備


大きな地震はいつ起こるか分からないからこそ、事前にどれだけ備えておけるかが、その後の暮らしを大きく左右します。難しく考える必要はなく、まずは次のような項目から、ご家庭でできることを一つずつ確認していただければと思います。

日頃から確認しておきたいこと

  • ・お住まいの地域の避難所・避難場所の位置を、ハザードマップで家族全員が把握しておく
  • ・自宅から避難所までの経路を、実際に歩いて確認しておく(夜間や雨天時も想定)
  • ・家族が離れている時間帯に被災した場合の集合場所・連絡方法を決めておく(災害用伝言ダイヤル171なども活用)
  • ・自宅周辺のブロック塀や自動販売機など、倒壊しやすいものの位置を把握しておく
  • ・家具の転倒防止や、ガラスの飛散防止フィルムなど、室内の安全対策をしておく

地震対策として天井と木製本棚の間に設置された転倒防止用の突っ張り棒。背景には障子が見え、和の空間がうかがえます。



備蓄しておきたいものの目安

一般的に推奨されている目安として、飲料水は一人1日3リットルを基準に最低3日分、できれば1週間分、非常食もそのまま食べられるものを中心に3日分以上を用意しておくと、いざというとき慌てずに済みます。

品目目安の考え方
飲料水一人1日3リットル×最低3日分、できれば1週間分
非常食調理不要なものを中心に3日分以上
携帯トイレ・簡易トイレ断水時に備え、多めに準備しておく
モバイルバッテリー・ポータブル電源スマートフォンや懐中電灯の充電用に
懐中電灯・携帯ラジオ・乾電池停電時の情報収集・移動用に
非常持出袋すぐ持ち出せる場所に、家族の人数分を用意


飲料水やレトルト食品などの備蓄品が整然と並ぶ、木製棚板の可動棚式パントリー。日々の暮らしと防災を兼ねた収納スペースです。

このほか、常備薬やお薬手帳のコピー、母子健康手帳、現金(小銭を含む)なども、非常持出袋に加えておくと安心です。一度にすべて揃えようとせず、「今週は水を買い足す」「来月は非常食の賞味期限を確認する」というように、少しずつ準備を進めていただくのがおすすめです。

グレーのタイル床と白いフロートタイプの玄関収納がある土間に置かれたカーキ色の防災リュック。

また、備えは一度そろえたら終わりではありません。非常食の賞味期限や電池の使用期限は年に一度見直す、ハザードマップは自治体の更新にあわせて確認し直す、といったように、防災の準備を「年中行事」のひとつとして家族の習慣に組み込んでいただくと、いざというときに慌てずに行動しやすくなります。お子さんがいるご家庭では、避難訓練の内容を食卓での会話にしてみるのも、家族全員の意識を高める良いきっかけになります。

木目調のキャビネットとグレーのタイル張りの壁が特徴的なキッチンで、備蓄用缶詰の表示を確認する女性。




耐震性能だけでなく、断熱・気密・点検までを含めた「家の強さ」


地震に強い家というと、多くの方が「耐震等級」をまず思い浮かべます。もちろん耐震性能は非常に重要な要素ですが、それだけで住まいの強さのすべてが決まるわけではありません。断熱性能や気密性能、そして定期的な点検までを含めて考えることが、長く安心して暮らせる住まいにつながります。

断熱・気密の施工が甘いと、壁の中や床下で結露が起きやすくなります。目に見えない部分で湿気がこもったまま放置されると、柱や土台などの構造材が徐々に傷み、腐食が進んでいきます。どれだけ高い耐震等級を取得していても、構造材そのものが弱っていては、本来の強さを発揮できなくなるおそれがあります。
つまり、耐震性能と断熱・気密性能は、切り離して考えるものではなく、どちらも「地震に強い家」を支える土台なのです。

建築中の木造住宅の内部構造。柱や梁、筋交いが規則正しく組まれた堅牢な骨組みを確認できます。


要素家の強さにおける役割
耐震性能(耐震等級3など)地震の揺れに対して、建物が倒壊しにくい強さを確保する
制震性能(制震ダンパーなど)繰り返す揺れを吸収し、建物や構造材へのダメージを軽減する
断熱・気密性能結露を抑え、構造材の劣化を防ぎ、耐震性能を長期間保つための土台になる

施工中の室内で行われている気密測定の様子。開口部に専用の測定器を設置し、住宅の気密性能を確認しています。

woodplusでは全棟で耐震等級3(許容応力度計算による)を標準採用しています。加えて、2026年4月以降にご契約いただいたお客様には、制震ダンパーも標準採用としています。断熱性能・気密性能についても全棟で温熱計算と気密測定を行い、数値で確認したうえでお引き渡ししています。

そのうえで、第三者機関と連携した定期点検(お引き渡しから6ヶ月・1年・2年・5年・10年、さらに15年・20年・25年といった節目まで続く無償点検)を行うことで、構造材の状態を長く見守る体制を整えています。長期優良住宅の認定を受けた住まいでは、少なくとも10年ごとの点検が求められますが、こうした点検を「義務だから行う」のではなく、「家族の安全を守るために必要なこと」として大切にしています。

建築現場の足場上で外壁の透湿防水シートを施工する作業員。配管の貫通部周りに防水テープを貼り、雨水の侵入を防ぐ処理を行っています。

なお、体感できる断熱性能や気密性能の効果は、建物の条件や暮らし方によって差が出る場合があります。数値だけでなく、実際にどのような暮らしになるのかをあわせて確認しておくと、判断しやすくなります。



住まい選びと、万が一への経済的な備え


住まいの耐震性能や断熱・気密性能をしっかり確認することに加えて、万が一被災した際の経済的な備えについても、家づくりのタイミングであわせて考えておくことをおすすめします。
地震による損害は、一般的な火災保険だけでは補償の対象外となる場合が多く、地震保険は火災保険とセットで加入する仕組みになっています。加入するかどうか、どの程度の補償内容にするかは、建物の性能やご家庭の考え方によって判断が分かれるところですので、この記事では一律の結論はお伝えしません。保険会社や、資金計画にくわしい担当者に、ご自身の建物条件を伝えて相談してみてください。

工務店の打ち合わせスペース。無垢材の床やテーブルが配され、壁面の棚には多数の住宅模型や建材サンプルが展示されています。

また、住宅会社を選ぶ際には、「耐震等級がいくつか」という数字だけでなく、次のような点も確認しておくと、判断材料が増えます。

  • ・耐震等級の根拠となる構造計算の方法(簡易的な計算か、許容応力度計算かなど)
  • ・断熱性能・気密性能を数値(UA値・C値など)で確認できるか
  • ・施工中に第三者機関による検査を受けているか
  • ・引き渡し後の点検・保証の内容と期間
  • ・過去の地震で実際にどのような対応をしてきたか


一度にすべてを判断しようとせず、気になる点から一つずつ確認していくことで、ご夫婦にとって納得感のある選択につながっていきます。



この記事のまとめ


南海トラフ地震がいつ起きるかを正確に予測することは、現在の科学ではできません。だからこそ、「起きたときにどう行動するか」「日頃からどれだけ備えておくか」が何より大切になります。

  • ・南海トラフ地震の30年以内の発生確率は「60〜90%程度以上」または「20〜50%」とされており、決して低い数字ではないこと
  • ・高槻市では、南海トラフ地震に加え、直下の有馬高槻断層帯による地震でもより大きな被害が想定されていること
  • 避難所の把握、非常食・水の備蓄、家族の連絡手段の確認など、今日から始められる備えがあること
  • ・住まいの強さは耐震性能だけでなく、断熱・気密性能や定期点検まで含めて考える必要があること
  • ・地震保険など経済的な備えについても、住まいの性能とあわせて検討しておくと安心につながること


家づくりは、性能や間取りだけでなく、「もしものときに家族をどう守れるか」を考える機会でもあります。まずは今回ご紹介した備えの中から、ご家庭で取り組みやすいものを一つ選んで、今週の会話のきっかけにしていただければ幸いです。

※本記事内の発生確率や被害想定は、確認時点(2026年8月10日)で公表されている情報にもとづくものです。震度分布や被害想定は、自治体や国の調査により今後改定される場合がありますので、最新の情報は気象庁、地震調査研究推進本部、高槻市の公式ページでご確認ください。
制震ダンパーの標準採用は、2026年4月以降にご契約いただいたお客様が対象です。それ以前にご契約の方は、仕様について個別にご確認ください。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元





よくある質問<FAQ>


Q1. 南海トラフ地震は、本当に近いうちに起きるのでしょうか?

A. 正直なところ、それを正確に言い当てることは、現在の科学でもできません。ただし、今後30年以内に発生する確率は決して低い数字ではないと評価されています。「いつか来るかもしれない」という前提に立って、たとえば今月は避難所までの道を実際に歩いてみる、来月は非常食を買い足す、というように行動に移していただくことをおすすめします。

Q2. 耐震等級3を取得していれば、地震保険には入らなくても大丈夫でしょうか?

A. 耐震等級3は建物の倒壊しにくさを高める大切な性能ですが、地震保険は建物や家財への経済的な被害に備えるためのものですので、性質が異なります。加入するかどうかはご家庭の考え方や条件によって異なりますので、保険会社などに個別にご確認いただくと安心です。

Q3. 熊本地震のような地震が、高槻市周辺でも起こる可能性はありますか?

A. 高槻市の直下には有馬高槻断層帯があり、南海トラフ地震とはまた別に大きな被害が想定されています。どの地域でも「絶対に起きない」とは言い切れませんので、日頃からの備えを続けていただくことが大切です。

Q4. 断熱性能や気密性能は、耐震性能とどう関係しているのでしょうか?

A. 断熱・気密の施工が不十分だと結露が発生しやすく、目に見えない構造材が傷んでしまう場合があります。せっかくの耐震性能を長く保つためにも、断熱・気密性能や定期点検まで含めて確認しておくと安心です。

Q5. 防災の備えは、何から始めればよいか迷っています。

A. 一度にすべてをそろえようとせず、まずは避難所の位置確認や水の備蓄など、取り組みやすいものから始めていただければ十分です。今週はハザードマップを確認する、来週は非常持出袋の中身を見直す、というように期間を区切って進めると、負担なく備えを整えていけます。



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woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市など、事務所から車で1時間圏内のエリアを中心に、家づくりのご相談を承っています。
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今回お伝えした内容が、少しでもご家庭での備えを見直すきっかけになれば幸いです。耐震性能や断熱・気密性能、点検体制について、実際の建物でご覧になりたい場合は、構造見学会で施工中の様子を確認していただくこともできます。まずは情報収集からでも大丈夫ですので、気になる点があれば、LINEやお電話、オンライン相談などお気軽にご相談ください。




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【ブログ更新】 📝
【実家近くに土地が見つからない】視野を広げると選択肢が驚くほど増える理由

2026.08.17

「実家の近くに家を建てたい」
そう思うご夫婦は少なくありません。

でも実際に探し始めると、なかなか良い土地に出会えない。
半年以上探し続けて、疲れてしまったご夫婦もいらっしゃいます。

理由はシンプルです。
エリアを絞るほど、選べる土地は減っていきます。

そんなお困りの方へ、「近居」という考え方を知ると、選択肢は一気に広がります。
車で20〜30分。それでも暮らしの安心はつくれます。

その他、土地選びで後悔しないための判断基準を、ブログにまとめました。

👉続きはこちらから

住宅街にあるブロック塀で区切られた細長い空き地と、「【実家近くが見つからない】土地探しで視野を広げると選択肢が驚くほど増える理由とは?」という見出しテキスト。

【実家近くが見つからない】
土地探しで視野を広げると選択肢が驚くほど増える理由とは?

2026.08.17

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

大工出身として現場に立ってきた経験を活かしながら、これまで多くのご夫婦の土地探し・家づくりのご相談に携わってまいりました。
家づくりを考え始めたとき、「できれば実家の近くに」と思うご夫婦は少なくありません。子育てのサポートや将来の安心を考えると、とても自然な希望だと思います。ただ実際に土地を探し始めると、希望に合う場所がなかなか見つからず、時間ばかりが過ぎていくと感じる方も多いのが実情です。

この記事では、実家近くの土地探しが難しくなりやすい理由と、少し離れた場所を選んだ場合でも安心できる暮らし方の考え方について、私たちが日々の家づくりの現場でご夫婦から伺ってきたお話も交えながら、丁寧にお伝えしていきます。
実家の近くを希望するお気持ちを否定するのではなく、視野を少し広げてみることで見えてくる選択肢についても、あわせてご紹介します。

白い外壁に木製の玄関ドアと深い軒が映える、和モダンな住宅の外観。アプローチにはモルタル仕上げの階段と緑豊かな植栽が配置されています。




「実家の近くに建てたい」と考えるのは、とても自然なことです


家を建てる場所を検討するとき、実家の近くを希望するご夫婦は珍しくありません。子育てや将来のことを考えると、珍しい話ではありません。

国土交通省が毎年実施している住宅市場動向調査でも、住宅を選んだ理由として「立地環境の良さ」を挙げる世帯が一定数見られます。立地の中身は人によってさまざまですが、交通の便や周辺環境とあわせて、実家との距離を重視する方も少なくありません。
弊社が高槻市やその周辺の茨木市・摂津市・枚方市などでご相談をお受けする中でも、「実家に近い場所で」というご希望を最初にいただくことは決して珍しくありません。

ダイニングテーブルに間取り図や地図を広げ、タブレットを見ながら家づくりの計画を真剣に話し合う夫婦の様子。



▶ 子育て・共働き世帯に多い理由


共働きのご家庭では、子どもの送り迎えや急な発熱など、実家のサポートを頼りにしたい場面が多くあります。弊社にご相談にいらっしゃるご夫婦の中にも、「保育園のお迎えを頼めると助かる」「両親に子どもの顔を頻繁に見せたい」といったお声をよくいただきます。共働き世帯が増えている今、こうした背景から実家との距離は、子育て世帯にとって重要な検討材料のひとつになっています。

夕暮れ時の保育園の門の前で、リュックを背負った笑顔の女の子と手を繋いで歩くシニア男性の様子。



▶ 将来の安心感という視点


もうひとつの理由として、将来的な親御さんの介護や見守りを見据えて、近い距離を希望される方もいらっしゃいます。まだ先のことであっても、いざというときに駆けつけやすい距離感を確保しておきたい、というお気持ちは十分に理解できるものです。特にご両親の年齢が上がってくると、こうした視点で土地を検討されるご夫婦が増える傾向にあります。

趣のある木製の引き戸の玄関先で、訪問してきた若い女性を笑顔で出迎えるシニア女性の様子。

このように、実家の近くを希望すること自体は、決して特別なことではありません。まずはその気持ちを大切にしながら、土地探しを進めていくことが第一歩になります。



実家の近くでちょうど良い土地が見つかりにくい、現実的な理由


一方で、実際に土地探しを進めると、「実家の近く」という条件だけで希望に合う土地を見つけるのは、簡単ではないことが多いです。
理由の一つは、エリアを狭く限定するほど、売りに出ている土地の数そのものが少なくなることです。実家からの距離を「徒歩圏内」「車で5分以内」のように絞り込むほど、選べる候補地は限られてきます。すでに周辺が住宅で埋まっている地域では、なおさら希望に合う土地が出にくくなります。


▶ そもそも「近く」の売地が少ない


実家周辺がすでに住宅街として成熟している場合、新たに売りに出る土地はそう多くありません。仮に見つかったとしても、形状が細長かったり、接道条件に制約があったりと、希望通りの家が建てにくいケースも見られます。
価格面でも、人気のある地域ほど相場が上がりやすい傾向があり、限られた予算の中で土地代の比重が大きくなると、建物にかけられる費用を削らざるを得なくなることもあります。結果として、間取りや性能など、本来こだわりたかった部分を我慢することになってしまうケースも見られます。

住宅街に位置する、ブロック塀で区切られた細長い空き地。両隣に家が密集する狭小地での土地探しの状況を示しています。



▶ ご夫婦それぞれの実家がある場合の悩み


さらに悩ましいのが、ご夫婦それぞれの実家が別の方向にある場合です。どちらの実家を優先するかで意見が分かれ、話し合いが長引いてしまうご家庭も見られます。弊社がこれまでご相談をお受けしてきた中でも、こうした事情から土地探しの方向性がなかなか定まらないというお話をうかがうことがあります。どちらか一方を立てようとすると、かえって選択肢が狭まり、土地探し自体が長期化してしまうこともあります。

弊社にご相談いただいた中にも、「実家の近く」というエリアを半年以上探し続けたものの、条件に合う土地に出会えず、心身ともに疲れてしまったというご夫婦がいらっしゃいました。エリアを狭く絞り込むほど、良い条件の土地が出るタイミングを待ち続けることになり、結果として時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。

自然光が差し込むナチュラルな雰囲気のリビングで、ソファに並んで座りスマートフォンで地図アプリを見る夫婦。

こうした事情から、「実家の近く」という条件を最優先にしすぎると、土地探しが思うように進まなくなる場合があります。次の章では、少し視点を変えた考え方をご紹介します。



実家から少し離れた場所を選んでも、暮らしの安心は十分につくれます


実家の近くにこだわりすぎず、視野を少し広げてみることで、土地探しの選択肢は大きく増えます。距離が離れていても、暮らしの安心が失われるとは限りません。
近年は、同居や隣居だけでなく、「近居」と呼ばれる、車や電車で無理なく行き来できる距離に住むという考え方も広がっています。徒歩圏内でなくても、車で20〜30分程度であれば、日常的な行き来や急な用事にも対応しやすい距離感といえます。

白い塗り壁調の外壁に木製の柱と深い軒のポーチが調和する、和モダンな2階建て住宅の外観。豊かな植栽と飛び石のアプローチが配置されています。



▶ 「近居」という考え方


近居とは、親世帯と子世帯が同じ建物や敷地内で暮らすのではなく、無理のない範囲で離れて暮らしながら、必要なときに助け合える距離感を保つ考え方です。同居に比べて生活のペースを保ちやすく、ご夫婦だけの暮らしを大切にしながら、必要なときは実家を頼れるという、バランスの取れた選び方として選ばれています。
自治体によっては、こうした近居や多世代同居を後押しする独自の支援制度を設けている場合もありますので、気になる方はお住まいの自治体窓口で確認しておくと安心です。制度の内容や対象条件は自治体ごとに異なりますので、詳細は個別にご確認ください。

植栽が美しく整備され、新しい戸建て住宅が立ち並ぶ閑静な分譲地の道路を走行する白い自動車。

距離感の目安としては、以下のような整理の仕方もあります。あくまで一般的な目安ですので、道路事情や交通手段によって感じ方は変わります。

距離の目安特徴
徒歩圏内気軽に行き来しやすいが、選べる土地は限られやすい
車で10〜15分程度緊急時にも駆けつけやすく、選択肢もやや広がる
車で20〜30分程度近居として無理なく行き来でき、土地の選択肢が大きく広がる
車で1時間程度日常の行き来は減るが、休日にゆっくり会う関係性を築きやすい



▶ 実際に少し離れた場所を選んだご家族の声


弊社でも、当初は実家の近くを希望されていたものの、条件に合う土地が見つからず、車で20分ほど離れたエリアに家を建てられたご家族がいらっしゃいます。完成後にお話をうかがうと、「思っていたより不便を感じない」「休日にゆっくり実家へ顔を出す時間もかえって楽しみになった」というお声をいただくことも多くあります。
距離が少し離れたことで、それぞれの暮らしにちょうど良い間合いが生まれた、という感想も少なくありません。

無垢材の床と木目調の天井が温かい開放的な空間で、大きな窓からの自然光を浴びながら子どもと遊ぶ家族。

もちろん、ご家庭によって大切にしたい距離感は異なります。実家からの距離だけを基準にするのではなく、道路事情や交通手段、日中の混雑状況、連絡の取りやすさなども含めて、総合的に考えてみることをおすすめします。ご両親が車の運転をされる場合と、そうでない場合とでも、ちょうど良い距離感は変わってきます。



土地選びで後悔しないための判断基準の整理


土地選びで後悔を減らすためには、実家との距離だけでなく、複数の条件を並べて優先順位を整理しておくことが大切です。
家づくりの現場では、「実家の近く」以外にも、通勤時間子どもの学区日当たり予算土地の形状など、検討すべき条件がいくつも重なります。すべてを完璧に満たす土地に出会うことは難しいため、どの条件を優先し、どの条件なら譲れるかを、ご夫婦であらかじめ話し合っておくと、土地探しがスムーズに進みやすくなります。


▶ 優先順位を書き出してみる


まずは、「外せない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けて書き出してみましょう。実家との距離をどちらに位置づけるかによって、土地探しの進め方は変わってきます。たとえば「車で30分以内であれば良い」というように、幅を持たせた条件に置き換えるだけでも、選べる土地の数はぐっと増えます。

木の温もりを感じるダイニングで、テーブルに複数の建築図面やノートを広げて家づくりの打ち合わせを真剣に行う夫婦。

以下は、土地探しの際によく挙げられる検討項目の例です。

検討項目考え方の例
実家との距離徒歩圏か、車で行き来できる範囲かを検討
通勤・通学時間毎日の負担にならない範囲かを確認
学区・周辺環境子どもの成長に合わせて検討
予算・相場希望エリアの相場感を事前に把握
土地の形状・接道希望する間取りが実現できるかを確認

この表はあくまで一例です。ご家庭によって重視するポイントは異なりますので、ご夫婦で話し合いながら、優先順位を整理してみると良さそうです。


▶ 総合的な視点で選ぶ


土地選びは、ひとつの条件だけで決めるものではありません。実家との距離を大切にしたいお気持ちは、そのまま尊重しながらも、それ以外の暮らしやすさの条件もあわせて検討することで、結果的に納得感のある選択につながりやすくなります。
弊社でも土地探しのご相談では、こうした複数の視点を整理しながら、それぞれのご家庭に合った優先順位を一緒に考えるお手伝いをさせていただいています。焦って決めるのではなく、選択肢を広げてから絞り込んでいく進め方を大切にしています。

家づくりを検討する際、「実家の近くでなければ」という思い込みを一度手放してみることで、これまで見えていなかった土地に出会えることもあります。距離そのものよりも、ご家族にとって無理のない付き合い方ができるかどうかを基準に考えてみると、選択肢はぐっと広がるはずです。



この記事のまとめ


実家の近くに家を建てたいというお気持ちは、無理もないことだと思います。
ただ、その条件だけにこだわりすぎると、土地探しが長引いたり、他の大切な条件を我慢することになったりする場合があります。距離だけでなく、複数の視点から土地選びを整理してみることが、納得感のある選択につながります。

  • ・実家の近くを希望すること自体は、特別なことではありません
  • ・エリアを狭く絞り込むほど、土地の選択肢は少なくなりやすい傾向があります
  • ・「近居」のように、無理のない距離で行き来する考え方も広がっています
  • ・実家との距離以外の条件も含めて、優先順位を整理することが大切です
  • ・ご夫婦で「外せない条件」と「譲れる条件」を話し合っておくと、土地探しが進めやすくなります



土地選びに正解はひとつではありません。
実家との距離を大切にしながらも、少し視野を広げてみることで、これまで気づかなかった選択肢に出会えることもあります。ご夫婦で焦らず、納得のいくまで話し合いながら進めていただければと思います。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元


  • ・国土交通省「住宅市場動向調査」(住宅局)

https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-other-2_tk_000283.html
(本文中の「立地環境を住宅選びの理由として挙げる世帯が見られる」という記述の確認に使用)


※本記事は執筆時点(2026年7月末日)の情報です。制度や統計などは今後変更・更新される場合がありますので、最新情報は出典元にてご確認ください。
※近居や多世代同居に関する自治体独自の支援制度については、本記事では一般的な傾向として紹介しており、個別の制度内容や対象条件はお住まいまたは検討エリアの自治体窓口にてご確認ください。



H2:よくある質問<FAQ>


Q1. 実家の近くにこだわらないと、親に何か言われないか心配です。


A. そのようなご不安を感じるのは自然なことです。まずはご夫婦の中で「なぜ実家の近くが良いのか」を整理し、距離以外の選択肢(近居など)も含めてご両親に共有してみると、話し合いが進めやすくなることがあります。ご家庭ごとに事情は異なりますので、無理に急いで決める必要はありません。

Q2. 車で30分ほど離れても、緊急時に対応できるか不安です。


A. お気持ちはとてもよく分かります。距離だけでなく、道路事情や交通手段、連絡の取りやすさなども含めて考えると、意外と対応しやすいと感じられる場合もあります。ご心配な点は、実際に土地の候補が見つかった段階で、具体的なルートを確認しておくと後で困りません。

Q3. 夫婦で実家の方向が違い、意見がまとまりません。どうすればよいですか。


A. よくあるお悩みです。どちらかを一方的に優先するのではなく、実家との距離以外の条件(通勤・学区・予算など)もあわせて整理すると、納得しやすい落としどころが見つかることがあります。第三者を交えて話し合うのも一つの方法です。

Q4. 「近居」という言葉を初めて聞きました。具体的にどのくらいの距離を指しますか。


A. 明確な距離の定義はなく、ご家庭の状況によって感じ方が異なります。一般的には、車や電車で無理なく行き来できる範囲を指すことが多いようです。まずはご自身にとって「無理なく通える距離」がどのくらいかを、実際に移動してみて確かめてみてください。

Q5. 実家近くと、それ以外の条件、どちらを優先すべきか分かりません。


A. 多くのご夫婦が同じように悩まれます。まずは「外せない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けて書き出してみると、優先順位が整理しやすくなります。おひとりで悩まず、専門家に相談しながら整理していくことも安心につながります。



woodplusの施工エリアについて


弊社では、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市などのエリアで、家づくりのご相談を承っています。
事務所から車で1時間圏内を主な商圏としており、土地探しのご相談についても、エリアの実情に合わせてご案内しています。施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


実家との距離をどう考えればよいか、まだ漠然としたお悩みの段階でも構いません。
woodplusでは、土地探しの進め方や優先順位の整理について、個別相談で丁寧にお話をうかがっています。まずは家づくり勉強会で、土地探しや資金計画の基本を整理してみるのも一つの方法です。
気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。




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【ブログ更新】 📝
同じ坪数なのに金額が違うのはなぜ?資金計画で押さえたいポイント

2026.08.13

同じ35坪でも、会社によって総額は数百万円変わります。
理由は、坪単価という数字だけでは見えてきません。

断熱性能、構造、標準仕様に含まれる範囲。
見えにくい部分にこそ、差が生まれています。

資金計画は、間取りを決める前に整理しておくのが近道です。
高槻市の工務店woodplus代表・武下が、現場で見てきたリアルな話をブログにまとめました。


👉続きはブログでご紹介しています

「【選び方で総額が変わる?】同じ坪数でも金額が変わる理由と資金計画で必ず押さえたいポイントとは?」の文字と、木のテーブルで間取り図と電卓を用いて打ち合わせをする様子。

【選び方で総額が変わる?】
同じ坪数でも金額が変わる理由と資金計画で必ず押さえたいポイントとは?

2026.08.13

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

大工として現場で腕を磨いていた頃から現在に至るまで、数多くのご家族の家づくりをお手伝いさせていただく中で、「このお金の話、もっと早い段階で知っておきたかった」というお声を本当にたくさんいただいてきました。今回は、そうした施主様の切実な生の声から生まれた、資金計画の本質についてのお話をお届けします。

家づくりを考え始めると、どうしても吹き抜けのあるリビングや憧れのシステムキッチン、外観のデザインといった目に見える部分に心が躍るものです。家族でカタログを眺めながら理想の暮らしをイメージする時間は、家づくりにおいて何より楽しいひとときだと思います。しかし、現場や相談会で多くのお客様と向き合ってきた経験から感じるのは、建てた後の後悔に直結しやすいのは間取りの失敗よりも、「最初のお金の整理を後回しにしてしまったこと」だという現実です。

特に見積もり段階で多くの方が戸惑うのが、「同じ坪数・同じ広さなのに、なぜ会社やプランによってこんなに金額が変わるのか」という点です。広さが同じであれば価格も同じくらいだと思いがちですが、そこには建築の構造や形状、標準仕様に含まれる範囲など、目に見えにくい様々な要因が関係しています。

そこで今回は、家づくりにおける資金計画の重要性と、坪数が同じでも工事費用に差が出る本当の理由について整理してお話しします。読み終えるころには、これからご夫婦で予算を話し合う際に、まずどこをチェックすべきかが明確になるはずです。

シックなダークカラーの外壁に木目の玄関ドアと軒天が映えるモダンな住宅。植栽が彩るコンクリートのアプローチを、マイホームへ向かって歩くご夫婦の後ろ姿です。




家づくりの満足度は「資金計画」から決まっていく


まず結論からお伝えすると、間取りや仕様を決める前に、資金計画を先に整理しておくことが、後悔の少ない家づくりへの近道です。

家づくりの打ち合わせは、キッチンの仕様や外壁の色、収納の配置など、楽しい話題がたくさんあります。ただ、その一つひとつには費用がともないます。予算の全体像が曖昧なまま打ち合わせを重ねると、気づけば当初の想定より総額が膨らんでいた、というケースは珍しくありません。

自然光が入る室内で、グレーの落ち着いた色合いと質感を持つ建材のサンプルボードを手に持って確認している様子。

弊社でも、「なんとなく2500万円くらいで」と考えていたご夫婦が、土地代や外構費、諸費用を含めた総額を整理していく中で、想定より多くの費用が必要だと気づかれる場面によく出会います。これは珍しいことではなく、多くのご家庭が家づくりの初期段階で経験する状況です。決して特別なことではありませんので、そのこと自体を不安に感じすぎる必要はありません。

大切なのは、その事実に早い段階で気づけるかどうかです。打ち合わせが進み、間取りやデザインへの思い入れが深まってから予算の壁にぶつかると、「削りたくないのに削らざるを得ない」という難しい選択を迫られることがあります。反対に、家づくりを検討し始めた早い段階で「使える金額」「かけたい金額」「削れる部分」を整理しておければ、優先順位に沿って納得しながら選択を進めやすくなります。

資金計画は、家づくりを制限するためのものではありません。むしろ、ご家族が安心して選択できるようにするための土台と考えていただくとよいと思います。土台がしっかりしているからこそ、間取りや素材選びといった楽しい部分にも、心にゆとりを持って向き合えるようになります。

明るい室内で無垢材のテーブルを囲み、図面を指し示しながら間取りや資金計画の相談をしている夫婦の風景。

また、資金計画を先に整理しておくメリットは、住宅会社選びの場面でも生きてきます。総予算の目安や、削れる部分と削れない部分がご自身の中で明確になっていると、複数の会社から提案を受けたときにも、金額の高い・安いだけでなく「その金額に何が含まれているか」を落ち着いて比較できるようになります。逆に、予算感がないまま提案を受けると、提示された金額の妥当性を判断しづらく、不安だけが積み重なってしまうことも少なくありません。



同じ坪数でも金額が変わる本当の理由


結論として、延床面積が同じでも、断熱性能や構造、素材の選び方によって総額は大きく変わります。坪数や延床面積だけで金額を比較すると、判断を誤りやすくなるため注意が必要です。

家の価格を決める要素は、大きさだけではありません。断熱材の種類や量、窓の性能、耐震のための構造計算の方法や制震装置の有無、外壁や床材にどのような素材を選ぶかによって、コストは変わってきます。また、キッチンや浴室などの設備グレード、造作家具や照明計画の有無なども影響します。

グレーの落ち着いた外壁に黒いサッシが全体を引き締める外観デザイン。青空を反射する大きな引き違い窓と、木目の軒天がアクセントになっています。

たとえば、無垢床やシラス壁、珪藻土といった自然素材は、規格化された建材に比べて手間や材料費がかかる場合がありますが、経年変化を楽しめるという価値もあります。どちらが良い・悪いというものではなく、ご家庭が日々の暮らしの中で何を優先したいかによって、選び方が変わってくる部分だと考えています。

豊かな木目が特徴の無垢材フローリングと、ナチュラルな質感の壁で仕上げられたリビング。高窓から自然光が差し込み、木製家具が馴染む心地よい空間です。

見積もりを比較する際は、坪単価という一つの数字だけで判断せず、以下のような点を揃えて確認することをおすすめします。

確認ポイント見るべき内容
断熱・気密性能UA値・C値など数値で示されているか
耐震性能耐震等級や構造計算の方法(許容応力度計算か簡易な計算か)
標準仕様の範囲設備や素材のグレードがどこまで含まれているか
検査・保証第三者検査の有無、保証年数や保証内容
総額の範囲付帯工事や諸費用が見積りに含まれているか


同じ「35坪・3LDK」という条件であっても、これらの内容によって総額に数百万円単位の差が生まれることがあります。金額だけを見比べるのではなく、その金額の中に何が含まれているのかを確認する視点を持つことが、契約後の「思っていたのと違う」という後悔を防ぐポイントになります。

もうひとつ大切なのは、標準仕様とオプションの考え方です。住宅会社によって「標準」に含まれる範囲は異なり、標準の内容が充実していれば、追加のオプション費用は少なく済みます。反対に、標準仕様が最小限の場合、見た目の坪単価は安く見えても、希望を叶えていくうちにオプション費用が積み重なり、結果的に総額が高くなることもあります。
検討の際は、よく使う場所や汚れやすい場所など、日々の暮らしに直結する部分から標準仕様の中身を確認し、そのうえで「ここだけは仕上げにこだわりたい」という箇所にオプションを充てていくと、予算と満足度のバランスを取りやすくなります。

無垢材の床と板張りの天井が温かみを感じさせるキッチンスペース。グレーのタイルがアクセントの造作カップボードと、奥には小上がりの畳コーナーが設けられています。




総予算はどのように整理すればよいか


結論からお伝えすると、総予算は建物本体の費用だけでなく、付帯工事費、諸費用、外構費、家具家電、そして予備費まで含めて考える必要があります。
家づくりにかかる費用は、大きく分けると次のように整理できます。


  • ・建物本体工事費(設計・施工にかかる費用)
  • ・付帯工事費(地盤改良、給排水引き込み、外構工事など)
  • ・諸費用(登記費用、住宅ローンの手数料、火災保険料、引っ越し費用など)
  • ・家具・家電・カーテンなどの費用
  • ・予備費(工事中や入居後の想定外の出費に備える分)


室内からフラットにつながるタイル張りの広いテラス。板張りの深い軒天が美しい外観と、自然石や植栽を丁寧に配置した和モダンな庭の風景です。

本体工事費だけを見て予算を組んでしまうと、諸費用や外構費が後から膨らみ、資金計画そのものが崩れてしまう原因になりやすいため、最初の段階でこれらをまとめて把握しておくことが大切です。諸費用は、物件価格の1割前後になることが多いと一般的にいわれることがありますが、これはあくまで目安であり、土地の状況や住宅ローンの内容によって変わってきます。実際の金額は、見積りの段階で個別に確認していただくことをおすすめします。

さらに、教育費や車の買い替えといった将来のライフイベントも視野に入れておくと、無理のない返済計画につながります。住宅ローンは「借りられる金額」ではなく「無理なく返していける金額」を基準に考えることが、長期的な安心につながる考え方だと弊社では伝えています。

床から天井まで空間を有効活用した大容量のパントリー。白い可動棚を採用し、食品ストックや日用品が整然と収納できる実用的な設計です。

住宅ローンの金利については、日本銀行が2026年6月の会合で政策金利を1.0%程度まで引き上げており、これは約31年ぶりの水準とされています。

ただし、これを受けて金融機関の住宅ローン金利がどう動くかは一律ではなく、変動金利は据え置かれている銀行が多い一方、固定金利は引き下げが見られる銀行もあるなど、動き方にはばらつきがあります。今後の金利がどのように推移するかは経済情勢によって変わる可能性があるため、断定的にお伝えすることはできません。変動と固定のどちらを選ぶかは、ご家庭の収入の見通しや、金利上昇に対してどの程度備えておきたいかという考え方によって、慎重に検討されることをおすすめします。

また、税制面では、住宅ローン減税という制度があり、新築・既存住宅のいずれの場合も、入居時期や住宅の省エネ性能によって借入限度額や控除期間が変わり、子育て世帯・若者夫婦世帯には借入限度額の上乗せ措置が設けられています。あわせて、直系尊属(父母や祖父母など)からの住宅取得資金の贈与を受ける場合には、一定の要件を満たすことで贈与税の非課税措置を活用できる場合があります。この非課税措置は2026年12月31日までの贈与が対象とされており、それ以降の取り扱いは確認時点では明らかになっていません。

制度を活用したいとお考えの場合は、時期も含めて早めに専門家へご相談いただくと安心です。いずれの制度も、対象となる住宅の性能や所得要件、適用期限など細かな条件が定められているため、ご自身のケースに当てはまるかどうかは、最新の情報をもとに個別にご確認いただくことをおすすめします。

グレーのタイル床と木製の造作家具が調和する玄関ホール。アウターを掛けられるハンガーパイプ付きの収納と、小物を飾れる造作カウンターが備わっています。

※本記事は執筆時点の情報です。制度や金利、補助内容などは変更される場合がありますので、詳細は公的機関や金融機関、専門家に事前にご確認ください。



早めに「知っておく」ことが、後悔を減らす一歩になる


結論として、資金計画は難しいものではなく、正しい順序で整理すれば、住宅の専門知識がない方でも十分に理解できるものです。そして、それを早めに知っておくことが、後からの後悔を大きく減らします。

woodplusでは、家づくりを本格的に検討される前の段階でも参加いただける資金セミナーをご用意しています。ここでは、総予算の考え方や、費用が膨らみやすいポイント、見積もりの読み方など、家づくりを始める前に知っておくとご家庭の判断がしやすくなる内容を、専門用語をかみ砕きながらお伝えしています。

「まだ家づくりは早いかもしれない」と感じている方にも、実は資金計画の知識は早いうちから持っておくほうが、後の選択肢が広がりやすくなります。逆に、「すでに検討を始めている」という方も、一度立ち止まって整理し直すことで、無理のない計画に修正できることがあります。どちらの段階の方でも、気軽にお話を聞きにきていただければと思います。

セミナーというと堅い印象を持たれるかもしれませんが、実際には難しい専門用語をできるだけ使わず、図やたとえ話を交えながら、ご夫婦のペースに合わせてお伝えしています。お子様連れでも安心して参加いただけるよう、キッズスペースもご用意していますので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも落ち着いてお話を聞いていただけます。

木目の床と壁面のオープン棚、水色のパーティションがある打ち合わせスペース。奥のテーブルでご夫婦が相談する間、手前のマット上で子どもがおもちゃで遊んでいます。

資金計画は、家づくりを制限するためのものではなく、ご家族が安心して理想の暮らしに近づくための道具です。焦って決めるのではなく、正しい情報をもとに、ご夫婦で納得しながら一歩ずつ進めていただければと思います。



この記事のまとめ


家づくりの満足度は、間取りやデザインを決める以前に、資金計画をどれだけ丁寧に整理できたかによって左右される部分があります。同じ坪数の家でも、断熱性能や構造、素材の選び方によって総額は変わり、総予算も建物本体だけでなく諸費用や外構、予備費まで含めて考える必要があります。


  • ・資金計画は間取りを決める前に整理しておくと選択がしやすくなる
  • ・同じ坪数でも仕様や性能によって金額は大きく変わる
  • ・総予算は本体工事費以外の諸費用や外構費まで含めて考える
  • ・住宅ローンや税制の制度は、最新情報をもとに個別に確認する
  • ・早めに知っておくことが、後からの後悔を減らす一歩になる



家づくりは、まだ検討を始めたばかりの方も、すでに具体的に進めている方も、資金計画を整理し直すタイミングはいつからでも遅くありません。ご夫婦で少しずつ情報を整理しながら、納得できる形で家づくりを進めていただければと思います。

※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



H2:引用元・参照元


  1. 国土交通省「住宅:住宅ローン減税」  https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html

  2. 国土交通省「報道発表資料:住宅ローン減税等の延長・拡充が閣議決定されました!」  https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000241.html

  3. 国税庁「No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」  https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

  4. 日本銀行「金融政策決定会合の運営」(2026年6月会合の政策金利引き上げに関する公表情https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm

  5. モゲチェック「住宅ローン金利2026年7月の最新動向【日銀利上げによる変動金利引き上げと今後の見通し】」(補足参考)
    https://mogecheck.jp/articles/show/51rzNy7XEJ5o4mQ6ZkVv


    ※制度・金利情報は変動する可能性があります。最新の内容は必ず公的機関・金融機関の公式情報でご確認ください。



よくある質問<FAQ>


Q1. 資金計画は、家づくりのどのタイミングで始めればよいですか?

 A. 「まだ具体的に決まっていないから早い」と思われる方も多いのですが、実は情報収集を始める段階から資金計画に触れておくことをおすすめしています。土地探しや間取り検討が本格化する前に、大まかな予算感を持っておくだけでも、その後の選択がぐっとしやすくなります。まずは気軽な情報収集からで大丈夫です。

Q2. 同じ延床面積なのに見積り金額が会社によって大きく違うのはなぜですか?


A. これはよくいただくご質問です。断熱性能や耐震性能、標準仕様に含まれる設備・素材のグレード、保証やアフターサービスの内容などが会社によって異なるためです。金額だけで比べると判断が難しいので、見積りの中身を項目ごとに確認することが大切です。ご不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。

Q3. 頭金がまだ少ないのですが、家づくりを検討してもよいのでしょうか?


 A. ご家庭によって状況はさまざまですので、一概には言えませんが、頭金の額だけで家づくりが難しくなるとは限りません。総予算や返済計画の立て方次第で、無理のない進め方ができる場合もあります。まずは現在の状況を整理するところから、一緒に考えさせていただければと思います。

Q4. 住宅ローンの金利が上がっていると聞いて不安です。どう考えればよいですか?


A. 金利の動きが気になるお気持ち、よくわかります。2026年6月には日銀が政策金利を引き上げましたが、実際の住宅ローン金利への影響は金融機関によって差があり、一律に上がっているわけではありません。今後の推移を断定することはできませんが、変動金利と固定金利それぞれの特徴を理解したうえで、ご家庭の収入見通しに合わせて選ぶことで、過度に不安にならずに計画を立てることができます。資金セミナーでは、こうした考え方も丁寧にお伝えしていますので、ぜひ聞きにいらしてください。

Q5. 補助金や減税制度は、自分たちも対象になりますか?


A. 制度によって対象要件が異なり、入居時期や住宅の性能、世帯の状況などによって変わってきます。特に贈与税の非課税措置のように適用期限が定められている制度もありますので、ご検討中の方は早めに確認しておくと安心です。ご家庭によって当てはまる制度が異なりますので、個別に確認させていただくのが確実です。使える制度を見落とさないよう、資金計画の段階で一緒に整理していきましょう。



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弊社woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市などのエリアで、家づくりのご相談を承っています。事務所から車で1時間圏内を主な対応エリアとしておりますので、施工可能エリアの詳細については、お気軽にお問い合わせください。
※施工エリアの表記につきましては、貴社にて最終確認をお願いいたします。



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資金計画は、家づくりの中でも「難しそう」「後回しにしがち」と感じられやすい部分ですが、実際に知っておくべきポイントはそれほど多くありません。まずは情報収集の一環として、woodplusの資金セミナーに気軽にお越しいただければと思います。
すでに検討を進めている方も、これから始める方も、どちらも歓迎しております。オンライン相談も承っておりますので、遠方の方やお忙しい方も、ぜひお気軽にご連絡ください。



EVENTのご紹介

家づくりなんでも相談会
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夏季休暇のお知らせ

2026.08.10

平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休暇とさせていただきます。

【休業期間】2026年8月11日(火)~2026年8月16日(日)


休業期間中にいただいたお電話・メールでのお問い合わせにつきましては、8月17日(月)以降に担当者より順次ご返信いたします。
お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
引き続き、woodplusをよろしくお願いいたします。


【ブログ更新】 📝
「値上げ前に知りたい」エアコンの2027年問題。新築で後悔しない容量選びとは

2026.08.10

2027年4月、エアコンの省エネ基準が変わります。
低価格帯モデルが減り、価格が上がるかもしれない。そんな話を耳にした方も多いのではないでしょうか。

でも本当に気をつけたいのは、値段の話だけではありません。
新築の場合、「畳数」だけでエアコンを選ぶと後悔しやすいんです。
断熱性能、窓の向き、天井の高さ。容量選びには、もっと大事な視点があります。

制度の仕組みから、新築時の容量選びのコツまで。
ブログでわかりやすくまとめました。


👉続きはブログでチェック

「【値上げの前に知りたい!】エアコンの2027年問題とは?新築なら知っておきたい容量の選び方」というテキストと、白いクロス壁に設置されたルームエアコン。

【値上げの前に知りたい!】
エアコンの2027年問題とは?新築なら知っておきたい容量の選び方

2026.08.10

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

これから新築や住み替えをご検討されているご夫婦の間で、最近急速に関心が高まっているのが「エアコンの2027年問題」です。ニュースやSNSで目にして、「2027年4月から省エネ基準が変わるらしいけれど、具体的に何が変わるの?」「今の賃貸暮らしにも関係があるの?」「新築の計画中だけど、エアコン選びで失敗したくない」と、疑問や戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか。

今回の基準引き上げは、単に機器の性能が良くなるという話だけではなく、お手頃なモデルの流通量や価格帯、購入時期の判断、そして新築住宅での機器選びにまで幅広く影響してきます。
そこで今回は、2026年8月時点の最新動向を踏まえて、制度の仕組みをやさしく紐解いていきます。そのうえで、賃貸と戸建てそれぞれの視点から見た注意点や、新築時に特に見落とされがちな「容量(畳数)選び」の落とし穴について整理しました。
後悔のない快適な住まいづくりのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

大きな窓から自然光が差し込む、無垢材の床が広がるナチュラルテイストのリビング。木の柱や家具に囲まれ、ソファで談笑する夫婦。




エアコンの「2027年問題」とは何か? まず制度の中身を正しく知りましょう


まず知っておきたいのは、2027年4月から、エアコンの省エネ基準が引き上げられるということです。これにより、基準を満たしにくい低価格帯モデルが市場から少しずつ姿を消していく可能性がある、というのがこの問題の本質です。
ただし「今使っているエアコンが2027年4月から使えなくなる」というものではありませんので、まずは落ち着いて内容を整理していきましょう。


2027年4月に何が変わるのか


この基準の引き上げは、経済産業省・資源エネルギー庁が運用する「トップランナー制度」にもとづくものです。トップランナー制度とは、市場にある製品の中でもっとも省エネ性能が優れたものを基準にして、数年後の目標値を定める仕組みで、これまでも家電製品全体の省エネ性能を底上げしてきました。今回はこの仕組みにもとづき、2027年度から新しい基準(2027年度基準)が適用されます。

資源エネルギー庁の試算によると、たとえば普及帯である6畳用エアコン(2.2kW機)では、現行の2010年度基準(APF5.8)から2027年度基準(APF6.6)へと、省エネ性能を示すAPF(通年エネルギー消費効率)の目標値が引き上げられるとされています。区分(畳数や出力帯)によって目標値は異なり、他の区分についても同様に基準が見直される見込みです。決して小さな引き上げ幅ではなく、業界内でも注目度の高いテーマとなっています。

白い壁面にすっきりと設置されたシンプルなデザインのルームエアコン。下部には木製家具や観葉植物が配置されたナチュラルな空間。



▶ 「今のエアコンが使えなくなる」は誤解です


一方で、誤解されやすいポイントもあります。資源エネルギー庁の案内によれば、トップランナー制度はメーカーなど製造事業者に適用される制度であり、ご家庭で現在お使いのエアコンをすぐに買い替える必要はなく、引き続き使用できるとされています。

また、2027年度以降に基準値を満たさない製品の製造・出荷そのものが一律に禁止されるわけではなく、メーカーが年度ごとに出荷する製品全体の加重平均で基準を満たすことが求められる仕組みとされています。すでに設置済みのエアコンの修理についても、メーカーごとに定められた部品保有期間(目安として約10年間とされることが一般的です)の間は対応可能とされていますので、過度に不安になる必要はなさそうです。

手元でエアコンのリモコンを操作し、冷房26度に設定している様子。背景には無垢材の床と観葉植物がある明るいリビングが広がる。



▶ なぜ価格上昇が懸念されているのか


とはいえ、制度上は平均値での評価であっても、大幅な基準引き上げのため、基準を大きく下回る低価格帯モデルについては、2027年4月以降、実質的に新規の製造・出荷を継続しづらくなるのではないかという見方が、一部の専門メディアなどで示されています。その結果、低価格帯モデルの流通が減り、駆け込み需要と重なって、エアコン全体の価格がやや上昇する可能性があるとされています。

資源エネルギー庁も、エアコンの販売価格は省エネ性能だけでなく、需要と供給のバランスや部材価格、メーカーの戦略など、さまざまな要因で決まるものだと説明しています。どの程度価格が変動するかは現時点で断定的なことは言えませんが、「本体価格だけでなく、長期的な光熱費まで含めて比較する」という視点は、これからのエアコン選びで大切になりそうです。

なお、エアコンの価格や流通状況、補助金制度の有無などは、今後の各メーカーの動向や行政の発表によって変わる可能性があります。エアコンの購入や交換を検討される際は、最新の情報をメーカー公式サイトや資源エネルギー庁の案内などでご確認いただくと安心です。

家電量販店の売り場に並んで展示されている複数のルームエアコン。適用畳数や省エネ性能などの仕様を比較できるPOPが掲示されている。




賃貸にお住まいの方も、戸建てにお住まいの方も、知っておきたい影響の違い


こうした制度の影響は、住まいの状況によって受け止め方が変わってきます。


▶ 賃貸にお住まいの場合


賃貸にお住まいの方の場合、エアコンの設置や交換は基本的に貸主側の判断によるものが多く、ご自身で急いで動く必要は少ないケースが一般的です。ただし、故障などで設備が交換される時期に新基準対応モデルへと入れ替わる可能性はありますので、「そういう背景があるのだ」と知っておくだけでも安心材料になるかと思います。

マンションのタイル張りバルコニーに設置されたエアコンの室外機。配管はスリムダクトを用いて外壁に沿って美しく施工されている。



▶ 戸建て・買い替えを検討している場合


戸建てにお住まいで、ご自身の判断でエアコンを買い替える場合は、少し状況が異なります。「値上がりする前に急いで買い替えなければ」と焦る必要はありませんが、もともと交換を検討していた時期が近い場合は、価格や在庫の動きを見ながら計画的に進めるとよいでしょう。
逆に、まだ十分使える設備を無理に交換する必要はなく、ご家庭の状況に合わせた判断が基本になります。


▶ これから新築を考えている場合


そして、これから新築をお考えのご夫婦にとっては、単なる「エアコン本体の価格動向」以上に大切な視点があります。それが、次にお伝えする「容量選び」の考え方です。新築の場合、エアコンは間取りと合わせて計画する設備であり、価格の動きだけでなく、選び方そのものを見直す良いタイミングとも言えます。

塗り壁風の明るい外壁と木目調の玄関ドアが調和する、モダンな住宅の外観。コンクリートのアプローチ周辺には豊かな植栽が配置されている。

制度の影響を整理すると、次のように住まいの状況によって受け止め方が異なります。

  • ・ 賃貸にお住まいの方:設置・交換の判断は貸主側が中心となるため、急いで動く必要は少ない
  • ・ 戸建てで買い替えを検討中の方:焦って前倒しする必要はないが、時期が近ければ計画的に情報収集を
  • ・ 新築を検討中の方:本体価格の動向以上に、容量・設置計画の見直しが重要になる



▶ エアコンの「容量」選びで失敗しないために知っておきたい考え方


エアコンは「大きければ安心」でも「部屋の畳数だけで選べば良い」でもありません。建物の断熱性能や日当たり、部屋の形状などを踏まえて選ぶことが大切です。


▶ 「畳数」だけで選ぶとよくある失敗


エアコン選びでよくある失敗のひとつが、「畳数」だけを基準に選んでしまうケースです。家電量販店などで見かける「6畳用」「10畳用」といった表示は、あくまで一定の条件(断熱性能や日当たりなど標準的な想定)のもとでの目安にすぎません。

実際には、断熱性能や気密性能、窓の大きさや方角、天井の高さ、隣接する部屋とのつながり方によって、同じ畳数の部屋でも必要な能力は変わってきます。とくに吹き抜けやリビング階段のある空間、大きな窓のある南向きの部屋などは、畳数表示どおりに選ぶと能力が不足したり、逆に過剰になったりすることがあります。

無垢材の床と板張りの天井が特徴的な、吹き抜けのある開放的なリビング。アイアン手摺のスケルトン階段や、庭を望む大開口のサッシが空間を広く見せている。



▶ 「大は小を兼ねる」は本当か


また、「容量は大きいほど安心」と考える方も少なくありませんが、これも注意が必要な考え方です。必要以上に能力の大きいエアコンを選ぶと、短時間で設定温度に達してしまい、こまめにオンオフを繰り返す動き方になりやすく、除湿がうまく働かずに湿度が安定しにくいことがあります。結果として、電気代がかさみやすくなったり、体感的な快適さが下がったりすることもあるようです。
エアコンは「大は小を兼ねる」とは言い切れない設備であるということを、知っておいていただきたいと思います。


▶ 容量選びには建物の断熱・気密性能も関係する


では、どのように容量を判断すればよいのでしょうか。
ポイントは、「畳数」ではなく「熱負荷計算」という考え方にもとづいて選ぶことです。熱負荷計算とは、断熱性能・気密性能・窓の面積や方角・天井高・部屋の用途や人の使い方などを踏まえて、その部屋に本当に必要な冷暖房能力を算出する考え方です。

同じ広さの部屋でも、性能の高い住まいであれば必要な能力は小さくて済むこともありますし、逆に開口部の大きい部屋では能力に余裕を持たせたほうがよい場合もあります。パッケージの畳数表示だけに頼らず、住まいの性能とセットで考えることが、失敗を防ぐ第一歩になります。

高断熱を叶える樹脂サッシと複層ガラスの断面構造がわかるカットモデル。無垢材の床や白い壁と組み合わせた窓際の納まりを確認できる。

容量選びについても、誤解しやすいポイントを整理してみます。

  • ・ 「畳数の表示どおりに選べばよい」→実際には断熱性能・窓の大きさや方角・天井高などで必要な能力が変わる
  • ・ 「容量は大きいほど安心」→過剰な能力は運転が不安定になりやすく、除湿効果が下がる場合がある
  • ・ 「部屋ごとに単純に能力を積み上げればよい」→住まい全体の断熱・気密性能を踏まえた熱負荷計算が基本になる

エアコンの容量は、部屋の広さだけでなく、住まい全体の性能とセットで考えるべきものです。この視点を持っておくだけでも、新築時の設備選びで迷いにくくなるかと思います。



新築で後悔しないために 間取り設計の段階からエアコンを計画する考え方


エアコンは「建ててから考える設備」ではなく、間取り設計の段階から一緒に計画することで、後悔を防ぎやすくなります。


▶ 設置場所や配管計画を、間取りと同時に検討する理由


設置場所やエアコン配管のルートをあとから決めようとすると、配管が長く延びてしまったり、目立つ場所に室外機や配管が来てしまったりすることがあります。また、必要な場所にコンセントや専用回路が用意されていないといった見落としも起こりやすいポイントです。間取りの段階で家具の配置や窓の位置とあわせて検討しておくことで、こうした後悔を防ぎやすくなります。

木のテーブル上で住宅の平面図にペンで書き込みをしている手元。図面には赤色でエアコンの設置位置や想定する容量が具体的に検討されている。



▶ woodplusが行っている容量提案の考え方


woodplusでは、間取りをご提案する段階から、各お部屋の断熱性能や日当たり、窓の配置などを踏まえて、どのようなエアコンをどの容量で取り入れていただくとよいか、あわせてアドバイスをさせていただいております。全棟で断熱・気密性能の数値を確認していることもあり、感覚だけに頼らず、住まいの性能を踏まえた容量のご提案を心がけています。

設計担当者との打ち合わせでは、「このお部屋は南向きで日射が入りやすいので、少し余裕を持たせた容量にしましょう」「こちらは断熱性能が高いお部屋なので、標準的な畳数表示より小さめの容量でも快適に過ごせそうです」といったように、お部屋ごとの条件をひとつずつ確認しながら進めています。
こうした積み重ねが、引き渡し後の「思ったより効きが悪い」「電気代が想定より高い」といった後悔を防ぐことにつながると考えています。


▶ 打ち合わせの中でご夫婦に確認いただきたいこと


また、打ち合わせの中では、日中の在宅時間帯やご家族構成の変化なども伺いながら、無理のない冷暖房計画をご夫婦と一緒に整理していきます。将来的にお子さまが増えたり、在宅ワークが増えたりといった暮らしの変化も踏まえて計画しておくと、長く使いやすい設備選びにつながります。

温かみのあるペンダントライトが照らす、無垢材の床が広がるリビング。木目のテレビボードや木の柱に囲まれ、ソファでくつろぐ夫婦。




この記事のまとめ


ここまでの内容を整理します。
2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられることで、低価格帯モデルの流通が減り、価格がやや上昇する可能性があるとされていますが、今お使いのエアコンがすぐに使えなくなるわけではありません。
そのうえで、これから新築を考える方にとって本当に大切なのは、価格の動向以上に「容量の選び方」だということをお伝えしてきました。

  • ・ 2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられ、価格上昇が懸念されている
  • ・ 現在使用中のエアコンをすぐに買い替える必要はない
  • ・ 賃貸か戸建てか、買い替えか新築かによって受け止め方は変わる
  • ・ 「畳数」だけでなく、断熱性能を踏まえた熱負荷計算で容量を判断することが大切
  • ・ 新築では、間取り設計の段階からエアコンの設置・容量計画を進めるとよい

エアコンは、内閣府の調査でも平均14年程度使われるとされる設備です。目先の価格だけでなく、住まいの性能とあわせてじっくり考えていただければと思います。

※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は執筆時点の情報です。制度や金利、補助内容などは変更される場合があります。



引用元・参照元


1.エネルギー庁「27年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタート!エアコンについて知っておくべきポイントは?」(エネこれ)  

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/air_conditioner_2026.html


※制度の詳細や最新の適用状況、区分ごとの基準値については、上記資源エネルギー庁の案内、または各エアコンメーカーの公式サイトにて最新情報をご確認ください。



よくある質問<FAQ>


Q1. 2027年4月になったら、今使っているエアコンは使えなくなりますか?


A. ご安心ください。2027年4月からの新基準は、エアコンを製造・出荷するメーカー側に適用される制度です。ご家庭で現在お使いのエアコンを、これを機に買い替える必要はなく、引き続きお使いいただけるとされています。

Q2. エアコンの価格は、どのくらい上がる可能性がありますか?


A. どの程度価格が変動するかは、需要と供給のバランスや部材価格、メーカーの戦略など複数の要因によって変わるため、現時点で明確にお伝えすることは難しいのが正直なところです。ただ、低価格帯モデルの選択肢が減り、全体的にやや価格が上がる可能性があるとは言われています。本体価格だけでなく、長期的な光熱費もあわせて比較していただくと、納得感のある選択につながるかと思います。

Q3. エアコンは畳数どおりに選べば失敗しませんか?


A. 畳数表示は、あくまで一定の条件下での目安です。断熱性能や窓の大きさ、方角などによって、同じ畳数でも必要な能力は変わってきますので、畳数だけで判断せず、住まいの性能とあわせて考えていただくと安心です。

Q4. エアコンの容量は、大きめを選んでおけば安心ですか?


A. 「大きいほど安心」とは言い切れません。必要以上に大きな容量のエアコンは、運転が不安定になりやすく、除湿がうまく働かないこともあります。多くの場合、住まいの性能に見合った適正な容量を選んでいただくほうが、快適さと電気代の両面で満足いただきやすいようです。

Q5. 新築のとき、エアコンについてはいつ頃から相談すればよいですか?


A. 間取りの検討が始まる早い段階でご相談いただくのがおすすめです。設置場所や配管ルート、容量の考え方は、間取りと切り離せない部分も多いため、打ち合わせの初期段階から少しずつ整理していくと、後々の後悔を防ぎやすくなります。



woodplus の施工エリアについて


弊社では、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市など、事務所から車で1時間圏内のエリアで、家づくりのご相談を承っています。
施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


エアコンの容量や設置計画は、間取りの検討と切り離せないテーマです。
「まだ何も決まっていないけれど、そろそろ情報を集めておきたい」という段階でも大丈夫です。
woodplusでは、家づくり勉強会や個別相談の場で、断熱性能や間取りの考え方とあわせて、こうした設備選びのポイントについてもご案内しています。
気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

【ブログ更新】 📝
子供部屋は4.5畳で足りる?寝室の広さの決め方も公開しました

2026.08.06

「子供部屋は何畳あればいいのか」「寝室にワークスペースは作るべきか」
——woodplusに家づくりのご相談をいただく中で、特に多いのがこの2つの悩みです。実は畳数に絶対的な正解はなく、大切なのは「そこでどう過ごすか」から逆算すること。

ブログでは、平均的な子供部屋の広さのデータや、兄弟姉妹で部屋を分けるタイミングの考え方、寝室とワークスペースのバランスの取り方まで、実際のご相談事例を交えて詳しくご紹介しています。
広さの検討で迷われている方は、ぜひ参考にしてください。


👉続きはブログでご覧ください。

「【4.5畳は狭い?】子供部屋と寝室の広さ、後悔しない決め方をやさしく解説します」のテキスト。無垢材の床とグレーのアクセントクロスが特徴的な、ベッドと白いクローゼットを備えたシンプルな寝室空間。

【4.5畳は狭い?】
子供部屋と寝室の広さ、後悔しない決め方をやさしく解説します

2026.08.06

いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
高槻市の工務店、woodplusで代表を務めております武下です。

家づくりの打ち合わせで「子供部屋は何畳必要ですか」「寝室の広さ、一般的にはどれくらい取る人が多いですか」というご質問をよくいただきます。結論からお伝えすると、万人に共通する正解の広さというものは存在しません。

ベッドと机を置くだけのコンパクトな空間で十分というご家庭もあれば、収納や将来の使い替えまで見越してゆとりを持たせたいというご家庭もあります。大切なのは、数字上の坪数や畳数にとらわれず「そこでどう過ごすか」から逆算することです。

この記事では、実際の家づくりでよくある悩みや工夫を交えながら、ご夫婦で納得して広さを決めるための視点を整理しました。自分たちの暮らしにちょうどいい広さを選ぶ参考にしてみてください。

無垢材の床と木目調の下がり天井が特徴的な、大きな窓から自然光がたっぷりと差し込むナチュラルスタイルの広々としたLDK。




子供部屋の広さは「畳数」だけで決めないことが大切です


子供部屋の広さについては、woodplusでは4.5畳を目安としてご提案することが多くあります。ただし、これは絶対的な正解ではなく、「どう使うか」によって、ちょうどよい広さは変わってきます。


▶ 一般的にはどのくらいの広さが選ばれているのでしょうか


まず、世の中の傾向を見てみましょう。
アットホーム株式会社が2022年に実施した「子どものための住まい探しに関する調査」によると、子供部屋の広さは平均6.4畳で、8割以上が7畳未満に収まっているという結果でした。また、「勉強はリビングでできるようにあえて狭くした」というご家庭の声も紹介されており、必ずしも広さそのものを重視しない考え方も一定数あることがわかります(※2022年8月実施の調査データです)。

このように、6畳前後を目安とするご家庭が多い一方で、部屋の使い方次第で7畳未満に収めているご家庭が大半を占めており、「広ければ広いほど良い」というわけではなさそうです。

無垢材の床に木製のデスクとシンプルなベッドを配置した、白い壁が明るい印象を与えるナチュラルテイストの子供部屋。


▶ woodplusが4.5畳を起点にご提案する理由


woodplusのご相談の中で、4.5畳をひとつの目安としてご提案することが多いのは、子供部屋を「勉強をする場所」ではなく、「眠る・着替える・自分の持ち物を管理する場所」として考えるご家庭が増えているためです。学習や遊びはリビングやスタディスペースで行い、子供部屋はプライベートな休息の場として割り切る、という考え方です。
この考え方には、部屋にこもりきりになりにくく、家族の会話が生まれやすいという側面もあります。ただし、成長とともに友人を招いたり、趣味のためのスペースが欲しくなったりすることもあるため、お子さまの年齢や性格、将来の使い方によっては、もう少し余裕を持たせたほうが良いケースもあります。

無垢材の床とグレーのアクセントクロスが落ち着いた雰囲気を演出する、大容量の白いクローゼットを備えたシンプルな寝室空間。



▶ 広さよりも大切にしたい視点


子供部屋の心地よさは、畳数だけで決まるわけではありません。ベッドや学習机、収納をどう配置するか、窓や収納の位置をどう計画するかによって、同じ4.5畳でも使いやすさは大きく変わります。
woodplusでは、間取りのご提案の際に、家具の配置例まで含めてご説明するようにしています。数字だけで判断せず、実際の暮らし方をイメージしながら検討することをおすすめしています。

ハンガーパイプや可動棚を活用し、衣類や小物をすっきりと整理整頓できる、使い勝手の良い大容量のクローゼット内部。




兄弟姉妹の子供部屋、「はじめは一部屋」か「最初から二部屋」か


お子さまが二人以上いらっしゃるご家庭では、子供部屋の分け方についてのご相談も多くいただきます。結論からお伝えすると、こちらも「どちらが正解」と一概には言えず、ご家族の考え方や将来設計によって向き不向きがあります。

▶ 最近増えている「はじめは大きく、将来二つに分ける」使い方


近年ご相談の中で増えているのが、お子さまが小さいうちは間仕切りを設けず、一つの大きな部屋として広々と使い、成長にあわせて壁や建具で二つに分けるという方法です。

たとえば二人のお子さまがいらっしゃるご家庭であれば、幼少期は一つの大きな部屋でおもちゃを広げたり、並んで宿題をしたりしながら過ごし、思春期に近づいたタイミングで、可動式の家具やパーテーション、あるいは壁を設けて二つの空間に分ける、という流れが一つの例です。この方法には、次のようなメリットと注意点があります。

項目内容
メリット幼少期は広く使え、兄弟で一緒に過ごす時間を持ちやすい
メリット実際に成長を見ながら、分けるタイミングを判断できる
注意点将来、間仕切り工事を行う場合は追加の費用が発生する
注意点窓・照明・コンセント・収納の位置を、分割を見越して設計しておく必要がある


将来分けることを前提とする場合は、電気配線や建具の下地など、あとから工事しやすいように、設計の段階で準備しておくことが大切です。この準備が不十分だと、いざ分けたいときに思うような形にできなかったり、想定より費用がかかったりすることがありますので、検討段階で設計士にしっかり伝えておくことをおすすめします。

無垢材の床に木製の二段ベッドや学習机を並べた、高い位置の横長窓から自然光が入る明るい子供部屋で仲良く遊ぶ二人の子供。



▶ 最初から二部屋に分けておく場合


一方で、はじめから二部屋に分けておく方法を選ばれるご家庭もあります。この場合、成長後にあらためて工事をする必要がなく、それぞれのプライバシーを早い段階から確保できるという安心感があります。ただし、お子さまが小さいうちは、一部屋あたりの広さがやや手狭に感じられることもあります。

無垢材の床と白いドアがシンプルですっきりとした印象を与える、縦長窓から明るい自然光が差し込む2階の廊下スペース。



▶ 判断のポイントはご家庭ごとに異なります


どちらを選ぶかは、お子さまの年齢差や性別、ご家庭の教育方針、将来的にどのくらいの期間その部屋を使う想定かによって変わってきます。「今の使いやすさ」を優先するのか、「将来の変化への備え」を優先するのか、ご夫婦で話し合いながら優先順位を整理していくことが、後悔を防ぐ第一歩になります。



寝室の広さは「ワークスペースの有無」でも変わります


寝室についても、「何畳あれば十分か」というご質問をよくいただきますが、これも一律には決められません。特に影響が大きいのが、ワークスペースを寝室に併設するか、独立した場所に設けるかという点です。


▶ 寝室にワークスペースを併設する場合


在宅での作業時間が短い方や、寝室を「休むための場所」として広く使いたい方には、コンパクトなデスクスペースを寝室の一角に設ける方法が選ばれることがあります。この場合、寝室自体の広さに、デスクや椅子の分の余白を見込んでおく必要があります。就寝スペースと作業スペースの視線や照明を分ける工夫をすると、落ち着いて過ごしやすくなります。

無垢材の床と白い壁がリラックスできる空間を演出する、木製の造作デスクとブラケットライトを備えたゆとりある主寝室。



▶ ワークスペースを独立させる場合


在宅で作業する時間が長い方や、仕事とプライベートの空間をしっかり分けたい方には、寝室とは別に書斎やワークスペースを設ける方法が向いています。この場合、寝室自体は就寝を中心とした最小限の広さで計画できることが多く、その分の面積を他の場所に配分しやすくなります。

無垢材の床に壁付けの造作デスクと天井までの造作本棚を設けた、小窓からの光が心地よい、作業に集中できるコンパクトな書斎。



▶ どちらが向いているかは、暮らし方次第です


ワークスペースをどこに置くかは、ご夫婦それぞれの働き方によって最適解が変わります。在宅勤務の頻度、集中したい時間帯、来客の有無なども踏まえて検討すると、実際の暮らしに合った広さの配分がしやすくなります。woodplusでは、ヒアリングの段階で普段の一日の過ごし方をお伺いし、寝室とワークスペースのバランスを一緒に整理するようにしています。



子供部屋も寝室も、「相対的に」考えることが後悔を防ぐカギです


ここまでお伝えしてきた通り、子供部屋や寝室の広さは、単体で「何畳がベストか」を決めるものではなく、家全体のバランスの中で優先順位をつけて考えることが大切です。


▶ 予算配分の中で「どこに広さを割くか」を考える


延床面積には限りがあるため、どこかの部屋を広くすれば、他の部屋やLDKの広さに影響が出ます。子供部屋を広めに取るのか、寝室にゆとりを持たせるのか、それともLDKや収納を優先するのか。これは「正解」があるものではなく、ご家庭がどこに価値を感じるかによって変わってくる、相対的な判断です。

無垢材の床や木目調の下がり天井が温もりを感じさせる開放的なLDK空間で、元気に遊ぶ子供たちを見守りながらくつろぐ家族。



▶ 実際のご相談でよくある迷いの例


woodplusでのご相談の中でも、次のような迷いをよくお聞きします。

  • ・子供部屋を広くしたいが、その分リビングが狭くなることに不安がある
  • ・将来の間仕切りを想定すると、費用面がどのくらい変わるのか分からない
  • ・寝室を広くするか、ワークスペースを独立させるか、どちらを優先すべきか判断できない


こうした迷いに共通するのは、「一つの部屋の広さ」だけを見て悩んでしまっているケースが多いという点です。実際には、家全体の中でどこにゆとりを持たせ、どこは将来調整できる余地を残すかを整理すると、判断がしやすくなります。

woodplusでは、こうしたご相談をいただいた際、間取り図の上で「今の暮らし」と「10年後くらいの暮らし」を並べて考えていただくようにしています。今だけを見ると理想の広さでも、将来の家族の変化まで含めて見ると、少し配分を見直したほうが良い場合もあるためです。

図面やカタログを広げ、無垢材のテーブルで家づくりの打ち合わせをする担当者と笑顔の夫婦。



▶ 後悔を防ぐための整理の視点


広さの検討で迷ったときは、次のような順番で整理すると考えやすくなります。

  1. 今の暮らしで「絶対に必要な広さ・機能」を洗い出す
  2. 将来変化する可能性がある部分(子供部屋の分割、在宅ワークの増減など)を想定する
  3. 変化に備えて、後から調整しやすい設計にしておく部分を決める
  4. 予算の中で、優先順位に応じてゆとりを配分する


この順番で考えると、「今のちょうどよさ」と「将来への備え」の両方を、無理のない形でバランスさせやすくなります。



この記事のまとめ


子供部屋や寝室の広さに、絶対的な正解はありません。大切なのは、畳数だけで判断するのではなく、ご家族の暮らし方や将来の変化を踏まえて、家全体の中で相対的に考えることです。

  • ・子供部屋は平均6畳前後、8割以上が7畳未満というご家庭が多く、woodplusでは4.5畳を目安に使い方を工夫するご提案をすることもあります
  • ・兄弟姉妹の子供部屋は、「最初から分ける」か「将来分ける」かで、それぞれメリットと注意点があります
  • ・寝室の広さは、ワークスペースを併設するか独立させるかによって必要な面積が変わります
  • ・広さの検討は、一部屋ずつではなく、家全体のバランスの中で優先順位をつけて考えることが後悔を防ぐポイントです


ご夫婦で「どこにゆとりを持たせたいか」を話し合いながら、少しずつ優先順位を整理していただければと思います。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元


・アットホーム株式会社「子どものための住まい探しに関する調査」(2022年11月発表、調査実施:2022年8月)

https://www.athome.co.jp/corporate/news/data/questionnaire/children-sumai-202211/


※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は執筆時点の情報です。調査データや制度、仕様などは今後変更される場合がありますので、最新情報は各公式情報をご確認ください。



よくある質問<FAQ>


Q1. 子供部屋は何畳あれば十分ですか?


A. ご家庭の使い方によって異なりますが、woodplusのご提案では、勉強をリビングで行い、子供部屋を就寝や収納中心に考える場合、4.5畳程度でも十分に機能することが多いです。一方、部屋で過ごす時間を長く取りたい場合は、もう少しゆとりを持たせると安心です。まずは普段の過ごし方をイメージしながら考えてみてください。


Q2. 兄弟の場合、最初から部屋を分けたほうがいいですか?


A. どちらが正解ということはなく、ご家庭の考え方次第です。小さいうちは一緒の部屋でのびのび過ごし、成長にあわせて分けるという方法も人気ですが、その場合は将来の間仕切りを見越した設計が必要になります。ご不安な点があれば、設計の段階で一緒に整理していきましょう。


Q3. 将来、子供部屋を仕切る場合の費用はどのくらいかかりますか?


A. 間仕切りの方法や範囲によって費用は変わるため、この場で一概にお伝えすることは難しい部分です。ただ、電気配線や下地などを事前に準備しておくことで、後からの負担を抑えやすくなるケースはあります。将来分ける可能性がある場合は、検討段階でその旨をお伝えいただくと、設計に反映しやすくなります。


Q4. 寝室にワークスペースを作るのはおすすめですか?


A. 在宅での作業時間が短い方には、寝室に小さなデスクスペースを設ける方法も向いています。一方で、作業時間が長い方や、仕事と休息の空間をしっかり分けたい方には、独立したワークスペースをおすすめすることが多いです。ご自身の働き方に合わせて、無理なく選んでいただければと思います。


Q5. 部屋の広さで悩んだら、まず何から考えればいいですか?


A. 一つひとつの部屋の広さから考えるより、「家族の暮らし方で外せないこと」を先に整理すると、判断がしやすくなります。難しく考えすぎず、まずは今の暮らしで大切にしたいことを書き出してみることから始めていただければ大丈夫です。気になる点があれば、いつでもご相談ください。



woodplus の施工エリアについて


弊社では、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市などのエリアで、家づくりのご相談を承っています。事務所から車で1時間圏内を目安に対応しておりますので、施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。

※施工エリアの表記は自社情報をもとに記載しています。正式な対応可否は、お問い合わせ時に改めてご確認ください。



ご相談・お問い合わせについて


子供部屋や寝室の広さの決め方は、実際の間取りやご家族の暮らし方によって、考え方が変わってくる部分でもあります。文章だけではイメージがつかみにくいという方は、完成見学会で実際の部屋の広さを体感していただいたり、個別相談でご家庭の状況に合わせて一緒に整理させていただくことも可能です。まずは情報収集のつもりで、気になる点だけでもお気軽にご相談ください。

【ブログ更新】 📝
【対象世帯に注意】みらいエコ住宅2026事業、締め切りを今すぐ確認

2026.08.03

新しいブログを公開しました。

みらいエコ住宅2026事業、「まだ余裕がある」と思っているうちに受付が終わることがあります。
と言うのも、予算は先着順で、上限に達した時点で締め切り日より前でも終了する仕組みだからです。
区分によって対象になる世帯も異なり、ZEH水準住宅は他の区分より締め切りが早く、2026年9月30日までとなっています。着工までには準備期間もかかるため、逆算して動き始める時期を知っておくことが大切です。
自分たちの世帯が対象になるのか、今動くべきタイミングなのか。

ブログで詳しく整理しています。

👉【続きを読む】対象と締め切りをチェック

「【対象世帯などに注意】みらいエコ住宅2026事業、対象と締め切りを至急確認しましょう!」と記載された、無垢材のテーブルで担当者と資料を見ながら打ち合わせをする夫婦

【対象世帯などに注意】みらいエコ住宅2026事業、対象と締め切りを至急確認しましょう!

2026.08.03

こんにちは。
高槻市の工務店、woodplusの代表取締役を務めております、武下良太です。

日々、家づくりのご相談をお受けする中で、補助金についてのご質問をいただくことが増えてきました。今回は、多くの方が気になっている「みらいエコ住宅2026事業」について、対象条件と締め切りについて丁寧にお伝えします。

「2026年に家を建てるなら使いたい」という声をよく耳にする「みらいエコ住宅2026事業」。
ただ、この補助金はすべての方が同じように使えるわけではなく、区分によっては対象になる世帯が限られていたり、締め切りが早く設定されていたりします。「まだ大丈夫だろう」と考えているうちに、気づいたら対象外になっていた、受付が終わっていた、ということも起こり得ます。

この記事では、制度の仕組みや締め切りの考え方、打ち合わせのタイミングまで、後悔しないために知っておきたいポイントを整理してお伝えします。

ナチュラルな無垢材のテーブルに図面やカタログを広げ、真剣に家づくりの打ち合わせをする夫婦




みらいエコ住宅2026事業とは、どんな補助金なのか


結論からお伝えすると、みらいエコ住宅2026事業は、国土交通省・経済産業省・環境省が連携して実施している「住宅省エネ2026キャンペーン」の中心的な補助金制度で、省エネ性能の高い新築住宅の取得や、省エネリフォームを支援するものです。2025年度に実施されていた「子育てグリーン住宅支援事業」の後継として、内容を一部見直したうえでスタートしています。


▶ 対象になる住宅と着工のタイミング


対象となるのは、2025年11月28日以降に基礎工事に着手した注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入、賃貸住宅の新築、そして一定の要件を満たす省エネリフォームです。ここで注意していただきたいのは、「契約日」ではなく「基礎工事の着手日」が基準になっている点です。すでに計画を進めている方も、着工時期によっては対象外になる場合がありますので、事前確認が必要です。

また、申請そのものは施主が直接行うのではなく、契約した住宅会社(登録された「住宅省エネ支援事業者」)を通じて行う仕組みになっています。これから契約する会社が本事業に登録済みかどうかは、必ず確認しておきたいポイントです。

ガルバリウム鋼板風の屋根とグレーの外壁が調和する、植栽と割栗石のアプローチを備えたモダンテイストの住宅外観。



▶ 区分ごとに異なる、補助額と対象世帯


補助額や対象になる世帯は、住宅の性能区分によって異なります。あくまで目安としてご覧ください。

  • GX志向型住宅:世帯を問わず、全世帯が対象です。補助額は最大110万円程度とされ、地域区分によってはさらに金額が上がる場合があります。
  • 長期優良住宅:子育て世帯(申請時点で18歳未満の子がいる世帯)または若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下の世帯)が対象です。補助額は最大75万円程度とされています。
  • • ZEH水準住宅:長期優良住宅と同様に、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。補助額は最大35万円程度とされています。


つまり、長期優良住宅やZEH水準住宅は、どなたでも使える補助金ではありません。子育て世帯・若者夫婦世帯のいずれにも該当しない場合、この2区分では補助を受けられない場合があります。
一方で、GX志向型住宅の水準まで性能を引き上げれば、世帯を問わず補助の対象になる場合がありますので、ご自身の世帯が対象になるかどうかは、早い段階で確認しておくことをおすすめします。

木目の窓台と白い壁枠がシンプルで美しい、庭の緑を望む明るい窓辺のディテール。


昨年度の子育てグリーン住宅支援事業と比べると、GX志向型住宅の補助額は160万円から110万円へと引き下げられています。制度が続いているからといって、金額まで同じとは限らないという点は、押さえておきたいところです。

無垢材の床とキッチンの木目調下がり天井が特徴的な、大きな窓から自然光が差し込む広々としたリビング空間。




なぜ「締め切り」に注意が必要なのか


結論からお伝えすると、みらいエコ住宅2026事業は「期限日まで確実に申請できる」制度ではなく、予算の上限に達した時点で、期限より前でも受付が終了してしまう先着順の制度です。この仕組みを正しく理解していないと、「まだ余裕がある」と思っていたタイミングで、実は受付が終わっていた、ということが起こり得ます。


▶ 予算は「早い者勝ち」で管理されている


新築住宅については、予算がGX志向型住宅の枠(750億円)と、長期優良住宅・ZEH水準住宅の枠(1,450億円)に分かれており、それぞれ第1期(2026年3月31日〜5月12日)、第2期(2026年5月13日〜12月31日)という形で受付が進んでいます。
公式サイトでは、予算に対する申請額の割合が毎日更新されており、上限に達し次第、その時点で受付が終了するとされています。7月上旬の時点では、GX志向型住宅で3割台後半、長期優良住宅・ZEH水準住宅で1割台半ばまで進んでいると報告されていますが、この割合は日々変動しますので、最新の状況は公式サイト、またはwoodplusにお問い合わせいただければご案内いたします。

住宅の耐久性を支える、コンクリート打設前の緻密で堅牢な基礎配筋工事を行っている現場の様子。



▶ 過去の実績が示す、想定より早いペース


「まだ余裕がある」という感覚がどれほど危ういか、昨年度の実例が参考になります。
2025年度の子育てグリーン住宅支援事業では、GX志向型住宅の枠について、7月に入ってから申請が想定を超えるペースで加速し、7月下旬には予算上限に到達して受付が終了したと報告されています。開始当初は緩やかに見えていた進捗が、後半になって一気に埋まっていくという傾向は、今年度も同様に起こり得るとされています。

無垢材のテーブルに図面や進行表を広げ、工務店の担当者と笑顔で打ち合わせを進める夫婦。



▶ 区分によって締め切りが異なる点にも注意


もうひとつ見落としやすいのが、区分ごとに設定期限が異なるという点です。
GX志向型住宅・長期優良住宅は2026年12月31日までとされていますが、ZEH水準住宅の注文住宅については、これより早く2026年9月30日までと定められています。

また、枠を確保するための予約申請には、この期限よりさらに早い締め切りが別途設けられている場合があるとされています。ですから、ZEH水準住宅での利用を検討されている方は、契約先の事業者に早めに確認しておくと安心です。予算に余裕があったとしても、期限を過ぎれば申請自体ができなくなりますので、検討している住宅区分がどの締め切りに該当するのか、早い段階で確認しておくことが大切です。

屋根に太陽光パネルを搭載した金属屋根とグレーの外壁が特徴的な、モダンデザインの住宅外観。




申請までにはどれくらいの準備期間が必要か


結論からお伝えすると、補助金の対象となる「基礎工事の着手」にたどり着くまでには、相談から数ヶ月単位の準備期間がかかるのが一般的です。つまり、締め切りだけを見て「まだ数ヶ月ある」と考えるのではなく、そこから逆算していつ動き始める必要があるかを考えることが重要になります。


▶ 一般的な打ち合わせから着工までの流れ(目安)


ご家庭の状況や土地の有無によって差はありますが、目安として以下のような流れになることが多いです。

  • 個別相談・土地探し:1〜2ヶ月程度
  • プラン・仕様の打ち合わせ:2〜4ヶ月程度
  • 契約・実施設計・確認申請等:1〜2ヶ月程度
    ここから基礎工事に着手し、補助対象期間へ


これらを合計すると、初回相談から着工まで、早くても4ヶ月前後、土地探しから始める場合はさらに時間がかかることも珍しくありません。あくまで目安であり、ご家庭の事情や設計内容によって前後しますが、「まだ検討中だから大丈夫」と考えている間に、実際に着工できる時期がかなり先になってしまうケースは少なくないというのが、日々ご相談をお受けしている中での実感です。

建築模型や素材サンプルが並ぶ打ち合わせスペースで、設計士から図面の詳細な説明を受ける夫婦。



▶ 「まだ早い」と思う時期こそ、情報を整理する価値がある


特にZEH水準住宅で補助金の利用を考えている場合、2026年9月30日という期限までの残り期間を考えると、これから土地探しから始めるのでは間に合わない可能性も出てきます。

一方で、長期優良住宅やGX志向型住宅であれば12月31日までとされていますが、予算消化のスピード次第では、この期限より前に受付が終了することも十分に考えられます。「まだ検討段階だから」と考えている方こそ、一度スケジュールを整理してみることで、今すぐ動くべきか、少し時間をかけても間に合うのか、判断材料が得られます。

無垢床材や塗り壁のテクスチャーサンプルを実際に手に取り、図面と照らし合わせながら素材を検討する様子。




来年度以降の補助金はどうなるのか


結論からお伝えすると、来年度以降も何らかの住宅省エネ関連の補助金が実施される可能性はありますが、今年度と同じ、あるいはそれ以上の金額になるとは限りません。
制度の推移を振り返ると、2024年度の子育てエコホーム支援事業から2025年度の子育てグリーン住宅支援事業、そして2026年度のみらいエコ住宅2026事業へと、名称も内容も年度ごとに更新されてきました。その中で、GX志向型住宅の補助額は160万円から110万円へと引き下げられており、今後も予算規模や補助水準が縮小傾向で推移する可能性は否定できません。

もちろん、今後の予算編成や政策判断によって内容が変わる可能性もありますので、断定的なことは申し上げられませんが、「今年より来年の方が有利になる」という前提で待つのは、慎重に考えたほうがよいかもしれません。

だからといって、焦って結論を出す必要はないと私たちは考えています。
住宅購入を迷っている方が、今の制度を知ったうえで「自分たちにはどのタイミングが合っているのか」を考える材料として、一度ご相談にいらしていただければと思います。ご相談にいらしたからといって、契約を急かすようなことは一切いたしません。ご家族によって、お子さまの就学時期やお仕事の都合、資金の準備状況など、それぞれに事情があります。そうした背景を丁寧にお伺いしたうえで、補助金の対象条件や期限も踏まえながら、無理のないタイミングを一緒に考えていくことが、私たちの役割だと考えています。

無垢材の床と白い壁が広がる開放的なLDKで、家族が思い思いにくつろぐナチュラルテイストの室内空間




この記事のまとめ


みらいエコ住宅2026事業は、省エネ性能の高い住宅づくりを後押ししてくれる心強い制度ですが、区分によって対象になる世帯が異なり、予算上限に達し次第、期限日より前でも受付が終了する先着順の仕組みです。「自分たちは対象になるのか」「まだ余裕があるのか」という感覚だけで判断するのは注意が必要です。

  • ・対象は2025年11月28日以降に基礎工事に着手した住宅・リフォームであること
  • ・GX志向型住宅は全世帯対象だが、長期優良住宅・ZEH水準住宅は子育て世帯または若者夫婦世帯限定であること
  • ・補助額は区分ごとに異なり、昨年度より引き下げられた区分もあること
  • ・予算は先着順で管理されており、期限前に受付終了する可能性があること
  • ・ZEH水準住宅は他区分より締め切りが早いこと(2026年9月30日まで、予約申請はさらに早い場合があること)
  • ・着工までには一定の準備期間が必要で、逆算した行動が大切なこと


今、住宅購入を検討されている方は、補助金の期限だけを目的にするのではなく、「自分たちが対象になるのか」「無理のないタイミングはいつなのか」を整理する意味でも、一度お話を聞いてみることをおすすめします。

※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は執筆時点の情報です。補助額や対象要件、金額の詳細は地域や条件によって異なる場合がありますので、最新情報は公式サイトまたは契約先の事業者でご確認ください。




引用元・参照元

よくある質問<FAQ>


Q1. 長期優良住宅やZEH水準住宅は、誰でも申請できますか?


A. 実は、この2つの区分は「子育て世帯」または「若者夫婦世帯」に該当する方が対象とされています。どちらにも当てはまらない場合、この2区分では補助を受けられない場合があります。一方でGX志向型住宅は世帯を問わず対象になりますので、ご自身の世帯がどこに当てはまるか、一緒に整理させていただくこともできます。

Q2. すでに住宅会社と契約していますが、これから申請できますか?


A. 契約自体は補助金の対象条件には直接関係しませんが、基礎工事の着手時期が2025年11月28日以降であることや、契約先が登録事業者であることなど、いくつかの条件を満たしている必要があります。まずは契約されている会社に、対象になるかどうかを確認してみると安心です。

Q3. 補助金は自分の口座に振り込まれるのですか?


A. この制度は、住宅会社などの登録事業者が申請を行い、あらかじめ合意した方法で施主に還元される仕組みとされています。還元の方法は契約先によって異なる場合がありますので、契約前に確認しておくと安心です。

Q4. 予算が上限に達したら、本当にその時点で終了してしまうのですか?


A. はい、公式の案内でも、予算に対する申請額が上限に達し次第、期限日より前であっても受付を終了するとされています。実際に昨年度も、想定より早いペースで枠が埋まった区分がありましたので、余裕を持って準備を進めていただくことをおすすめします。

Q5. 相談に行ったら、契約を急かされたりしませんか?


A. ご安心ください。ご相談にいらしたからといって、こちらから契約を急かすようなことはいたしません。ご家庭ごとに事情や希望のタイミングは異なりますので、まずはお話をゆっくりお伺いしたうえで、補助金の対象条件や期限も踏まえながら、一緒に最適な進め方を考えていきたいと思っています。




woodplus の施工エリアについて


woodplusでは、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、片野市など、事務所から車で1時間圏内のエリアで家づくりのご相談を承っています。
施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


補助金の期限が近づいているからといって、無理に契約を急ぐ必要はありません。まずは情報収集からでも大丈夫です。
「自分たちは対象になるのか」「今、動くべきタイミングなのか」を知りたい方は、家づくり勉強会や個別相談の場で、みらいエコ住宅2026事業の詳しい条件や、ご家庭に合ったスケジュールについて、一緒に整理していきましょう。気になる点があれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。