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住宅街にあるブロック塀で区切られた細長い空き地と、「【実家近くが見つからない】土地探しで視野を広げると選択肢が驚くほど増える理由とは?」という見出しテキスト。

【実家近くが見つからない】
土地探しで視野を広げると選択肢が驚くほど増える理由とは?

2026.08.17

こんにちは。
高槻市を中心に注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店、woodplus代表の武下です。

大工出身として現場に立ってきた経験を活かしながら、これまで多くのご夫婦の土地探し・家づくりのご相談に携わってまいりました。
家づくりを考え始めたとき、「できれば実家の近くに」と思うご夫婦は少なくありません。子育てのサポートや将来の安心を考えると、とても自然な希望だと思います。ただ実際に土地を探し始めると、希望に合う場所がなかなか見つからず、時間ばかりが過ぎていくと感じる方も多いのが実情です。

この記事では、実家近くの土地探しが難しくなりやすい理由と、少し離れた場所を選んだ場合でも安心できる暮らし方の考え方について、私たちが日々の家づくりの現場でご夫婦から伺ってきたお話も交えながら、丁寧にお伝えしていきます。
実家の近くを希望するお気持ちを否定するのではなく、視野を少し広げてみることで見えてくる選択肢についても、あわせてご紹介します。

白い外壁に木製の玄関ドアと深い軒が映える、和モダンな住宅の外観。アプローチにはモルタル仕上げの階段と緑豊かな植栽が配置されています。




「実家の近くに建てたい」と考えるのは、とても自然なことです


家を建てる場所を検討するとき、実家の近くを希望するご夫婦は珍しくありません。子育てや将来のことを考えると、珍しい話ではありません。

国土交通省が毎年実施している住宅市場動向調査でも、住宅を選んだ理由として「立地環境の良さ」を挙げる世帯が一定数見られます。立地の中身は人によってさまざまですが、交通の便や周辺環境とあわせて、実家との距離を重視する方も少なくありません。
弊社が高槻市やその周辺の茨木市・摂津市・枚方市などでご相談をお受けする中でも、「実家に近い場所で」というご希望を最初にいただくことは決して珍しくありません。

ダイニングテーブルに間取り図や地図を広げ、タブレットを見ながら家づくりの計画を真剣に話し合う夫婦の様子。



▶ 子育て・共働き世帯に多い理由


共働きのご家庭では、子どもの送り迎えや急な発熱など、実家のサポートを頼りにしたい場面が多くあります。弊社にご相談にいらっしゃるご夫婦の中にも、「保育園のお迎えを頼めると助かる」「両親に子どもの顔を頻繁に見せたい」といったお声をよくいただきます。共働き世帯が増えている今、こうした背景から実家との距離は、子育て世帯にとって重要な検討材料のひとつになっています。

夕暮れ時の保育園の門の前で、リュックを背負った笑顔の女の子と手を繋いで歩くシニア男性の様子。



▶ 将来の安心感という視点


もうひとつの理由として、将来的な親御さんの介護や見守りを見据えて、近い距離を希望される方もいらっしゃいます。まだ先のことであっても、いざというときに駆けつけやすい距離感を確保しておきたい、というお気持ちは十分に理解できるものです。特にご両親の年齢が上がってくると、こうした視点で土地を検討されるご夫婦が増える傾向にあります。

趣のある木製の引き戸の玄関先で、訪問してきた若い女性を笑顔で出迎えるシニア女性の様子。

このように、実家の近くを希望すること自体は、決して特別なことではありません。まずはその気持ちを大切にしながら、土地探しを進めていくことが第一歩になります。



実家の近くでちょうど良い土地が見つかりにくい、現実的な理由


一方で、実際に土地探しを進めると、「実家の近く」という条件だけで希望に合う土地を見つけるのは、簡単ではないことが多いです。
理由の一つは、エリアを狭く限定するほど、売りに出ている土地の数そのものが少なくなることです。実家からの距離を「徒歩圏内」「車で5分以内」のように絞り込むほど、選べる候補地は限られてきます。すでに周辺が住宅で埋まっている地域では、なおさら希望に合う土地が出にくくなります。


▶ そもそも「近く」の売地が少ない


実家周辺がすでに住宅街として成熟している場合、新たに売りに出る土地はそう多くありません。仮に見つかったとしても、形状が細長かったり、接道条件に制約があったりと、希望通りの家が建てにくいケースも見られます。
価格面でも、人気のある地域ほど相場が上がりやすい傾向があり、限られた予算の中で土地代の比重が大きくなると、建物にかけられる費用を削らざるを得なくなることもあります。結果として、間取りや性能など、本来こだわりたかった部分を我慢することになってしまうケースも見られます。

住宅街に位置する、ブロック塀で区切られた細長い空き地。両隣に家が密集する狭小地での土地探しの状況を示しています。



▶ ご夫婦それぞれの実家がある場合の悩み


さらに悩ましいのが、ご夫婦それぞれの実家が別の方向にある場合です。どちらの実家を優先するかで意見が分かれ、話し合いが長引いてしまうご家庭も見られます。弊社がこれまでご相談をお受けしてきた中でも、こうした事情から土地探しの方向性がなかなか定まらないというお話をうかがうことがあります。どちらか一方を立てようとすると、かえって選択肢が狭まり、土地探し自体が長期化してしまうこともあります。

弊社にご相談いただいた中にも、「実家の近く」というエリアを半年以上探し続けたものの、条件に合う土地に出会えず、心身ともに疲れてしまったというご夫婦がいらっしゃいました。エリアを狭く絞り込むほど、良い条件の土地が出るタイミングを待ち続けることになり、結果として時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。

自然光が差し込むナチュラルな雰囲気のリビングで、ソファに並んで座りスマートフォンで地図アプリを見る夫婦。

こうした事情から、「実家の近く」という条件を最優先にしすぎると、土地探しが思うように進まなくなる場合があります。次の章では、少し視点を変えた考え方をご紹介します。



実家から少し離れた場所を選んでも、暮らしの安心は十分につくれます


実家の近くにこだわりすぎず、視野を少し広げてみることで、土地探しの選択肢は大きく増えます。距離が離れていても、暮らしの安心が失われるとは限りません。
近年は、同居や隣居だけでなく、「近居」と呼ばれる、車や電車で無理なく行き来できる距離に住むという考え方も広がっています。徒歩圏内でなくても、車で20〜30分程度であれば、日常的な行き来や急な用事にも対応しやすい距離感といえます。

白い塗り壁調の外壁に木製の柱と深い軒のポーチが調和する、和モダンな2階建て住宅の外観。豊かな植栽と飛び石のアプローチが配置されています。



▶ 「近居」という考え方


近居とは、親世帯と子世帯が同じ建物や敷地内で暮らすのではなく、無理のない範囲で離れて暮らしながら、必要なときに助け合える距離感を保つ考え方です。同居に比べて生活のペースを保ちやすく、ご夫婦だけの暮らしを大切にしながら、必要なときは実家を頼れるという、バランスの取れた選び方として選ばれています。
自治体によっては、こうした近居や多世代同居を後押しする独自の支援制度を設けている場合もありますので、気になる方はお住まいの自治体窓口で確認しておくと安心です。制度の内容や対象条件は自治体ごとに異なりますので、詳細は個別にご確認ください。

植栽が美しく整備され、新しい戸建て住宅が立ち並ぶ閑静な分譲地の道路を走行する白い自動車。

距離感の目安としては、以下のような整理の仕方もあります。あくまで一般的な目安ですので、道路事情や交通手段によって感じ方は変わります。

距離の目安特徴
徒歩圏内気軽に行き来しやすいが、選べる土地は限られやすい
車で10〜15分程度緊急時にも駆けつけやすく、選択肢もやや広がる
車で20〜30分程度近居として無理なく行き来でき、土地の選択肢が大きく広がる
車で1時間程度日常の行き来は減るが、休日にゆっくり会う関係性を築きやすい



▶ 実際に少し離れた場所を選んだご家族の声


弊社でも、当初は実家の近くを希望されていたものの、条件に合う土地が見つからず、車で20分ほど離れたエリアに家を建てられたご家族がいらっしゃいます。完成後にお話をうかがうと、「思っていたより不便を感じない」「休日にゆっくり実家へ顔を出す時間もかえって楽しみになった」というお声をいただくことも多くあります。
距離が少し離れたことで、それぞれの暮らしにちょうど良い間合いが生まれた、という感想も少なくありません。

無垢材の床と木目調の天井が温かい開放的な空間で、大きな窓からの自然光を浴びながら子どもと遊ぶ家族。

もちろん、ご家庭によって大切にしたい距離感は異なります。実家からの距離だけを基準にするのではなく、道路事情や交通手段、日中の混雑状況、連絡の取りやすさなども含めて、総合的に考えてみることをおすすめします。ご両親が車の運転をされる場合と、そうでない場合とでも、ちょうど良い距離感は変わってきます。



土地選びで後悔しないための判断基準の整理


土地選びで後悔を減らすためには、実家との距離だけでなく、複数の条件を並べて優先順位を整理しておくことが大切です。
家づくりの現場では、「実家の近く」以外にも、通勤時間子どもの学区日当たり予算土地の形状など、検討すべき条件がいくつも重なります。すべてを完璧に満たす土地に出会うことは難しいため、どの条件を優先し、どの条件なら譲れるかを、ご夫婦であらかじめ話し合っておくと、土地探しがスムーズに進みやすくなります。


▶ 優先順位を書き出してみる


まずは、「外せない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けて書き出してみましょう。実家との距離をどちらに位置づけるかによって、土地探しの進め方は変わってきます。たとえば「車で30分以内であれば良い」というように、幅を持たせた条件に置き換えるだけでも、選べる土地の数はぐっと増えます。

木の温もりを感じるダイニングで、テーブルに複数の建築図面やノートを広げて家づくりの打ち合わせを真剣に行う夫婦。

以下は、土地探しの際によく挙げられる検討項目の例です。

検討項目考え方の例
実家との距離徒歩圏か、車で行き来できる範囲かを検討
通勤・通学時間毎日の負担にならない範囲かを確認
学区・周辺環境子どもの成長に合わせて検討
予算・相場希望エリアの相場感を事前に把握
土地の形状・接道希望する間取りが実現できるかを確認

この表はあくまで一例です。ご家庭によって重視するポイントは異なりますので、ご夫婦で話し合いながら、優先順位を整理してみると良さそうです。


▶ 総合的な視点で選ぶ


土地選びは、ひとつの条件だけで決めるものではありません。実家との距離を大切にしたいお気持ちは、そのまま尊重しながらも、それ以外の暮らしやすさの条件もあわせて検討することで、結果的に納得感のある選択につながりやすくなります。
弊社でも土地探しのご相談では、こうした複数の視点を整理しながら、それぞれのご家庭に合った優先順位を一緒に考えるお手伝いをさせていただいています。焦って決めるのではなく、選択肢を広げてから絞り込んでいく進め方を大切にしています。

家づくりを検討する際、「実家の近くでなければ」という思い込みを一度手放してみることで、これまで見えていなかった土地に出会えることもあります。距離そのものよりも、ご家族にとって無理のない付き合い方ができるかどうかを基準に考えてみると、選択肢はぐっと広がるはずです。



この記事のまとめ


実家の近くに家を建てたいというお気持ちは、無理もないことだと思います。
ただ、その条件だけにこだわりすぎると、土地探しが長引いたり、他の大切な条件を我慢することになったりする場合があります。距離だけでなく、複数の視点から土地選びを整理してみることが、納得感のある選択につながります。

  • ・実家の近くを希望すること自体は、特別なことではありません
  • ・エリアを狭く絞り込むほど、土地の選択肢は少なくなりやすい傾向があります
  • ・「近居」のように、無理のない距離で行き来する考え方も広がっています
  • ・実家との距離以外の条件も含めて、優先順位を整理することが大切です
  • ・ご夫婦で「外せない条件」と「譲れる条件」を話し合っておくと、土地探しが進めやすくなります



土地選びに正解はひとつではありません。
実家との距離を大切にしながらも、少し視野を広げてみることで、これまで気づかなかった選択肢に出会えることもあります。ご夫婦で焦らず、納得のいくまで話し合いながら進めていただければと思います。
※本記事には、内容理解を助ける目的で一部AI生成画像を使用しています。



引用元・参照元


  • ・国土交通省「住宅市場動向調査」(住宅局)

https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-other-2_tk_000283.html
(本文中の「立地環境を住宅選びの理由として挙げる世帯が見られる」という記述の確認に使用)


※本記事は執筆時点(2026年7月末日)の情報です。制度や統計などは今後変更・更新される場合がありますので、最新情報は出典元にてご確認ください。
※近居や多世代同居に関する自治体独自の支援制度については、本記事では一般的な傾向として紹介しており、個別の制度内容や対象条件はお住まいまたは検討エリアの自治体窓口にてご確認ください。



H2:よくある質問<FAQ>


Q1. 実家の近くにこだわらないと、親に何か言われないか心配です。


A. そのようなご不安を感じるのは自然なことです。まずはご夫婦の中で「なぜ実家の近くが良いのか」を整理し、距離以外の選択肢(近居など)も含めてご両親に共有してみると、話し合いが進めやすくなることがあります。ご家庭ごとに事情は異なりますので、無理に急いで決める必要はありません。

Q2. 車で30分ほど離れても、緊急時に対応できるか不安です。


A. お気持ちはとてもよく分かります。距離だけでなく、道路事情や交通手段、連絡の取りやすさなども含めて考えると、意外と対応しやすいと感じられる場合もあります。ご心配な点は、実際に土地の候補が見つかった段階で、具体的なルートを確認しておくと後で困りません。

Q3. 夫婦で実家の方向が違い、意見がまとまりません。どうすればよいですか。


A. よくあるお悩みです。どちらかを一方的に優先するのではなく、実家との距離以外の条件(通勤・学区・予算など)もあわせて整理すると、納得しやすい落としどころが見つかることがあります。第三者を交えて話し合うのも一つの方法です。

Q4. 「近居」という言葉を初めて聞きました。具体的にどのくらいの距離を指しますか。


A. 明確な距離の定義はなく、ご家庭の状況によって感じ方が異なります。一般的には、車や電車で無理なく行き来できる範囲を指すことが多いようです。まずはご自身にとって「無理なく通える距離」がどのくらいかを、実際に移動してみて確かめてみてください。

Q5. 実家近くと、それ以外の条件、どちらを優先すべきか分かりません。


A. 多くのご夫婦が同じように悩まれます。まずは「外せない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けて書き出してみると、優先順位が整理しやすくなります。おひとりで悩まず、専門家に相談しながら整理していくことも安心につながります。



woodplusの施工エリアについて


弊社では、高槻市を中心に、島本町、茨木市、枚方市、摂津市、守口市、寝屋川市、吹田市、箕面市、豊中市、交野市などのエリアで、家づくりのご相談を承っています。
事務所から車で1時間圏内を主な商圏としており、土地探しのご相談についても、エリアの実情に合わせてご案内しています。施工可能エリアの詳細は、お気軽にお問い合わせください。



ご相談・お問い合わせについて


実家との距離をどう考えればよいか、まだ漠然としたお悩みの段階でも構いません。
woodplusでは、土地探しの進め方や優先順位の整理について、個別相談で丁寧にお話をうかがっています。まずは家づくり勉強会で、土地探しや資金計画の基本を整理してみるのも一つの方法です。
気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。




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