【10年で2倍に増加】若い世代でも平屋は建てられる?高槻市で実現するための条件とは?
2026.04.27
こんにちは。
woodplus代表の武下良太です。
「平屋って、やっぱり広い土地がないと無理なのか…」
「高槻市で平屋を考えているけれど、コストがどれくらいになるか見当がつかない…」
──そんな気持ちを持ったまま、最初の一歩を踏み出せずにいる方が実際に多くいます。
平屋ブームという言葉をよく耳にする一方で、自分たちには関係のない話かもしれない、と感じてしまう方の気持ちも理解できます。
ただ、その不安は「現実の数字」を把握することで、かなり整理できます。
このブログでは、2026年3月時点の最新データをもとに、平屋がなぜこれだけ選ばれているのか、そして高槻市で平屋を建てる際の土地の広さとコストの現実を、根拠とともにお伝えします。

この記事でわかること
• 平屋の着工棟数が10年で約2倍になった理由
• 若い世代が平屋を選ぶリアルな背景と統計
• 高槻市の最新土地価格と必要な敷地面積の目安
• 平屋の建物コストと総額の現実的な目安
• 30代が平屋を実現できるケースとエリア選定の重要性
住宅着工が減り続ける中、なぜ平屋だけが10年で2倍に増えているのか
住宅業界全体では、新築着工数が長期的な減少傾向にあります。
そのなかで、平屋だけが逆行するように増え続けています。
国土交通省の建築着工統計(年計)によると、2024年の平屋着工棟数は61,338棟。
2014年の32,827棟と比べると、10年間で約1.9倍の水準に達しています。
また、年度単位で見ても、持家専用住宅の着工数全体が2013年度から2023年度の10年間で約25%減少する一方、平屋は同じ期間に56%以上増加。
持家全体に占める平屋の割合は7.4%から15.4%へと、10年間でほぼ2倍に拡大しています。
さらに、リクルートSUUMOリサーチセンターが2025年に実施した「注文住宅動向・トレンド調査」では、注文住宅を建てた方の中で平屋を選んだ割合が25.3%に達しています。
注文住宅建築者の<4人に1人以上>が平屋を選択している計算で、これはもはや一過性のブームではなく、暮らし方そのものの変化を反映した明確なトレンドといえます。

子育て世代の7割が「平屋は自分たちにも向いている」と答えている背景
以前は「平屋はご高齢の方向けの家」というイメージが根強くありました。
一条工務店が実施した「平屋に関する意識調査2025」によると、93.2%の人が「平屋はシニア層に向いている」と回答しており、そのイメージ自体は一定の根拠があります。
注目されるのは同じ調査で、72.7%の人が「子育て世代にも向いている」と答えている点です。
シニア向けとして認識しながらも、子育て世代への適性を認める方が7割以上いる。
このデータが、今の平屋人気の実態を示しています。
若い世代が平屋を選ぶ理由としてよく挙げられるのは、
・家族が自然につながれる空間
・将来も使いやすい動線
・シンプルで無駄のない暮らし
の3点です。
ワンフロアに生活空間がまとまることで、小さなお子さんの居場所がひと目でわかる安心感、洗濯や家事動線の短さ、そして将来的にも階段の負担なく暮らし続けられることが、子育て世代のご夫婦にも支持されています。
また同調査では、「平屋はライフステージの変化に対応しやすい」と感じる人が82.4%にのぼることも示されており、子育て期から老後まで長く使い続けられる住まいとして評価されています。
住宅展示場の来場者を対象とした2025年のアンケート(西日本エリア)でも、世帯主年齢34歳以下の若年層が来場者全体の40.5%を占め、前年から2.4ポイント上昇しています。
平屋への関心は、若い世代に着実に広がっています。

平屋の建物費用はいくらかかるか。坪単価と総額の目安を整理する
平屋は一般的に、2階建てよりも坪単価が1〜2割程度高くなる傾向があります。
同じ延床面積でも基礎面積と屋根面積が大きくなるためです。
| 延床面積 | 坪単価の目安 | 建物本体価格の目安 |
|---|---|---|
| 25坪(約83㎡) | 60〜80万円 / 坪 | 1,500〜2,000万円 |
| 30坪(約99㎡) | 60〜80万円 / 坪 | 1,800〜2,400万円 |
| 35坪(約116㎡) | 60〜80万円 / 坪 | 2,100〜2,800万円 |
※ 外構工事・付帯工事・諸費用は別途必要です。
土地を新規に購入する場合、高槻市では土地代と建物費用の合計が5,000万円台を超えるケースも珍しくありません。
「何にいくらかかるのか」を総額ベースで把握したうえで、住宅ローンの返済・光熱費・長期的なメンテナンス費用まで含めた資金計画を早い段階で立てることが、入居後の生活設計を安定させる土台になります。

高槻市で平屋を建てる前に知っておきたい、土地の広さと価格の現実
♦平屋に必要な土地面積の目安
平屋は、2階建てと同じ延床面積を確保しようとすると、1.5〜2倍程度の土地面積が必要になります。
たとえばご家族3〜4人が暮らす30坪(約99㎡)の延床面積を平屋で実現するには、建ぺい率60%の土地であれば、最低でも50坪(約165㎡)程度の敷地が必要です。
駐車スペースや庭を確保するなら、60〜70坪(約200〜230㎡)あると、ゆとりのある平屋が実現しやすくなります。

♦高槻市の土地価格の現状(2026年最新データ)
国土交通省が2026年3月に公表した地価公示(令和8年1月1日時点)によると、高槻市の住宅地の公示地価平均は坪単価56.6万円で、前年比+3.72%の上昇となっています。
高槻市の土地価格は近年、継続的に上昇傾向にあり、利便性の高い高槻駅周辺では公示地価が77万円/坪台に達する地点も存在します。
仮に60坪の土地を坪単価60万円で購入するとすれば、土地代だけで3,600万円。
70坪なら4,200万円になります。
駅徒歩圏内・生活利便性の高いエリアほど単価は高く、平屋向きの広い敷地を「市街地に近い場所で」確保しようとすると、かなりの予算が必要になるのが現実です。
こうした土地価格の現状を踏まえると、高槻市で平屋を選ぶ場合、エリア選定が成否を大きく左右します。
駅近の利便性のみにこだわるよりも、少し落ち着いたエリアで広さを確保する判断が、土地面積とコストのバランスを取る上で現実的な選択になるケースが多くあります。

30代で平屋を実現できた家族に共通する、たったひとつの条件
woodplusへのご相談を通じて気づいていることがあります。
若い世代で平屋を実現されているご家族には、ひとつの共通点があります。
それは、「土地をすでに持っている」または「親御さんから引き継いだ」というケースが多いという点です。
高槻市で広い土地を新規に購入して平屋を建てるとなると、前述の通り総額はかなりの規模になります。
一方、実家に隣接する空き地を活用する、親名義の土地に家を建てる(税制上の整理は別途必要です)、代々受け継いできた敷地を活用するといった形であれば、土地コストを大幅に抑えながら平屋を実現できる可能性が大きく広がります。
「親から土地を譲り受けたので、そこに平屋を建てたい」というご相談は、近年着実に増えています。
土地の形状・建ぺい率・容積率など、建てられる建物の条件は敷地によって異なります。
「この土地で平屋は建てられるのか」という確認の段階からでも、ご相談をお受けしています。

高槻市で平屋を実現するなら、最初の一手はエリア選定にある
「平屋を建てたい」という計画は、エリア選定から動き出します。
高槻市の中にも、土地価格・広さ・暮らし環境のバランスが取りやすいエリアは存在します。
駅から一定の距離があっても、静かな住環境に広い敷地を確保できるエリアを選ぶことで、平屋の魅力を活かした家づくりが現実的な選択肢になります。
woodplusでは、土地探しの段階から建築の視点を合わせてサポートしています。
「この土地に平屋を建てたらどのような暮らしになるか」を、配置プランや間取りのイメージとともに整理することもできます。
平屋の家づくりを具体的にお考えの方には、実際の完成事例を体感できる「完成見学会」や、資金計画・土地探しをまとめて整理できる「家づくり勉強会」もご活用ください。

【まとめ】高槻市で平屋を実現するために押さえておきたい3つのポイント
高槻市で平屋を建てることは、計画と準備次第で十分に実現できます。
土地の広さとコストの実態を正しく把握したうえで、エリア選定と資金計画をしっかり整えることが、後悔のない平屋づくりの第一歩です。
- 平屋は2階建てと比べて1.5〜2倍の敷地が必要になります。そのため、高槻市では土地価格と広さのバランスを見極めながらエリアを選ぶことが、計画全体の起点となります。
- 親御さんからの土地継承や、すでに所有している土地の活用は、若い世代が平屋を実現するうえで最も現実的な条件のひとつです。
- 建物費用・土地代・付帯費用を含めた総額で、早い段階から資金計画を立てておくことで、入居後の生活設計も安定しやすくなります。
平屋は、ごく限られた条件の方だけが選べる住まいではありません。
適切なエリアと明確な資金計画があれば、子育て世代のご夫婦にとっても、十分に現実的な選択肢として検討できます。
woodplusの施工エリアとサポート体制
woodplusは、
「高槻市」を中心に、「島本町・茨木市・枚方市・摂津市・守口市・寝屋川市・吹田市・箕面市・豊中市・交野市」
のエリアで家づくりをサポートしています。
施工エリアをこの範囲に限定しているのは、「何かあったときにすぐ駆けつけられる距離感」を大切にしているからです。
建てて終わりではなく、地域に根ざしたパートナーとして、長くご家族に関わり続けることをwoodplusの基本としています。
「平屋を建てたい」
「土地はあるが何から相談すればよいか」
「資金計画を最初から整理したい」──どのような段階のご相談でも、まずお声がけください。
※上記エリア以外については、弊社担当までお気軽にご確認ください。

《出典情報》
• 国土交通省「建築着工統計調査」年計(2014年・2024年平屋着工棟数)
• 国土交通省「建築着工統計調査報告」年度計(2013年度・2023年度持家専用住宅データ)
• 国土交通省「地価公示(令和8年・2026年1月1日時点)」高槻市住宅地平均
• 一条工務店「平屋に関する意識調査2025」(PR TIMES、2025年4月1日)
• リクルートSUUMOリサーチセンター「2025年 注文住宅動向・トレンド調査」(2025年11月)
• 住宅産業新聞「総合展来場者アンケート2025年・西日本エリア集計」(ハウスニュース、2026年2月)

